更新日:2023年8月15日
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減らそう!ダニアレルゲン
住まいにはさまざまな種類のダニがいます。その約80%から90%をしめているのは「チリダニ」というダニで、畳やジュータン・布団などにいますが、人を刺すことはありません。
しかし、チリダニの死がいやフンなどがアレルギー性の喘息や皮膚炎を引き起こす原因(ダニアレルゲン)となってしまいます。
アレルギーを予防するためには、チリダニを減らし、チリダニの死がいやフンを取り除くことが大切です。
ダニアレルゲンを減らすには?
対策1室内の環境づくり
室内の湿度が高いとダニやカビが増えやすくなります。窓を開けたり換気扇を回すなどして、定期的な換気を心がけてください。
効果的な換気の仕方
- 換気をするときは、部屋の2方向の窓を開け、風通りをよくする
- 24時間換気システムがある場合には、スイッチを切らない
- 換気用の小窓や吸排気口を家具でふさがない
結露対策
- 調理中や入浴中は、湿気がこもらないように換気する
- 家具は壁から5センチメートル以上離して置いて風通りをよくする
- 晴れた日は押入れやクローゼットを開けるようにする
- 洗濯物の部屋干しをなるべくおこなわない
対策2掃除の仕方
ジュータンや畳は、フローリングに比べるとダニが住みやすくなります。アレルゲンを丁寧に掃除機で吸い取って、取り除きましょう。
掃除機がけのポイント
- 掃除は窓を大きく開けておこなう
- 1畳あたり、30秒から1分間かけて丁寧に掃除機をかける
- 畳は目に沿って、ジュータンは十字方向に掃除機をかける
ソファーやぬいぐるみへの対策
布製のソファーやクッション、ぬいぐるみにもダニがいます。忘れずに掃除機をかけましょう。ぬいぐるみは丸洗いできるものを選ぶことをお勧めします。
対策3寝具の手入れ
布団は干した後、掃除機がけを
布団を干すことによって、ダニは死滅します。しかし、その死がいやフンは布団の中に残ってしまいます。週に1回は布団を干した後に掃除機をかけましょう。その際は布団専用の掃除機ノズルを使うと便利です。
布団カバーやシーツの対策
カバーやシーツについた汚れは、ダニのエサになるので、週1回は洗濯しましょう。
また、ダニアレルゲンが通過できないよう、密に織られた繊維で作られた防ダニ仕様のものを購入すると布団の掃除機がけの手間をはぶくことができます。
ダニアレルゲン量を測定してみませんか
ご家庭のジュータンや布団がどういう状態か気になりませんか。江戸川保健所では、ご家庭のホコリを検査して、その中のダニアレルゲン量をお知らせしています。
申し込みはお電話で
江戸川保健所生活衛生課まで、電話でお申し込みください。電話番号は03-3658-3177(内線:41、42、43)です。
測定方法
申し込まれた方に専用の袋(ご家庭の掃除機につけてダニを集める袋)と、使い方の説明書をお送りします。調べたい部屋の畳や布団のホコリを集めてご郵送ください。
(注)検査は無料ですが、集めたホコリを郵送していただく時に郵送料(84円切手を貼付)がかかります。
(注)ダニアレルゲン量の測定結果はダニを減らすためのアドバイスをまとめたパンフレットとともに郵送でお知らせします。