更新日:2025年6月27日
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東京2025デフリンピック
デフ(きこえない・きこえにくい)アスリートのための国際スポーツ大会が日本初開催!
令和7年(2025年)11月15日~26日、東京2025デフリンピックが開催されます。日本では初開催となり、第1回大会から100周年の記念すべき大会となる東京大会を応援しましょう!
大会エンブレム
大会エンブレムは、人々の繋がりを意味する「輪」がテーマとなっています。
デザインでは、デフコミュニティの代表的なシンボルである「手」を表し、デフリンピックを通して競技と話題に触れ、互いの交流やコミュニティが「輪」のように繋がった先には、新たな未来の「花」(桜の花びらがモチーフ)が咲いていくことを表現しています。また、世界中の人々が集まる大会であるため、赤・黄・青・緑の「色」で多様性を表現しています。
大会概要
大会名 |
正式名称:第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025 略称:東京2025デフリンピック |
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日程 | 令和7年(2025年)11月15日(土曜日)~26日(水曜日) |
参加国 | 70~80か国・地域 |
参加者数 |
各国選手団等:約6,000人 (選手約3,000人、ICSD役員・SD・審判・スタッフ約3,000人) |
会場 |
東京体育館、駒沢オリンピック公園総合運動場、日本サイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市)、Jヴィレッジ(福島県双葉郡楢葉町)など 会場の詳細は東京2025デフリンピック大会情報サイト |
実施競技 (21競技) |
陸上、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、自転車(ロード)、自転車(マウンテンバイク)、サッカー、ゴルフ、ハンドボール、柔道、空手、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル)、レスリング(グレコローマン) |
「デフリンピック」ってなあに?
「デフ(Deaf)」とは、英語で「きこえない人」という意味です。
「デフリンピック(Deaflympics)」は「デフ」+「オリンピック」のことで、きこえない・きこえにくい人のためのオリンピックです。
デフリンピックは国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会が2年ごとに交互に開催されています。第1回夏季大会は1924年にフランスで開催されました。第25回夏季大会である東京大会は、100周年の記念すべき大会になります。
どのような人が出場できる?
補聴器等をはずした状態できこえる一番小さな音が55デシベル(ふつうの声での会話がきこえない程度)を超えており、各国のろう者スポーツ協会(日本は一般財団法人全日本ろうあ連盟)へ登録している方のうち、国内のデフスポーツ競技団体ごとの出場条件(選考競技会の記録・順位など)を満たした選手がデフリンピックに出場できます。
競技上の工夫
選手は競技会場に入ったら、練習中・競技中は補聴器等を外し、全員が公平に「きこえない」立場で競技をします。
競技はオリンピックと同じように、陸上や水泳などがあります。競技ルールはほぼ同じですが、スタートの合図などの音がきこえない選手に「目」でわかるように伝えるため、様々な工夫がされています。
コミュニケーション
大会でのコミュニケーションは世界共通の「国際手話」で行われます。
サッカーや水泳について
選手たちは主審の笛が聞こえないため、副審だけでなく主審も旗を持ち、シグナルを知らせます。
また、水泳のレースでは最後のターンの時に、その旨を水面にしぶきを立てて知らせます。
サッカーでは主審もフラッグを持つ
水泳のレースで最後のターンを知らせる
写真提供:一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会
陸上競技・水泳・空手について
光でスタートや判定を知らせるために、フラッシュ機具を使っています。
スタートランプ・音響設置
ランプ設置(水泳競技)
ランプ設置(空手競技)
写真提供:一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会
区の主な取り組み
親子で体験!障がい福祉フェスタinアリオ葛西
- 日程:令和7年5月17日(土曜日)
- 会場:アリオ葛西
区内在住の中野洸介選手(デフ陸上)によるトークショーが行われ、自身の経験や競技、デフリンピックの魅力を伝えました。
また、デフリンピックPRコーナー、デフ陸上スタートランプ体験コーナーを設置しました。
区立スポーツ施設でのポスター・バナー展示
- 日程:令和7年4月から
区立の主なスポーツ施設で、ポスター・バナーを展示しています。
さくらキャンペーン タワーホール船堀ライトアップ
- 期間:令和7年3月17日(月曜日)~30日(日曜日)
まち全体を東京2025デフリンピックのメインカラーである桜色でいっぱいにする「さくらキャンペーン」の期間中、タワーホール船堀展望塔が桜色にライトアップされました。
デフサッカー選手による講演会・体験会
- 日程:令和6年12月25日(水曜日)
- 会場:小岩第二中学校
久住呂文華選手(区内在住)、大上志穂子選手(区内在住)、高木桜花選手が小岩第二中学校を訪れ、講演会と体験会が行われました。
1時間目は久住呂選手によるデフサッカーやデフリンピックについての講演、2~4時間目は学年ごとの実技体験(デフサッカー・きこえない体験)が行われました。えどがわ区民ニュースで、当日の様子をご覧いただけます。
第9回パラスポーツフェスタえどがわ
- 日程:令和6年11月16日(土曜日)
- 会場:江戸川区スポーツセンター
デフリンピックPRコーナーを設置しました。
第47回江戸川区民まつり
- 日程:令和6年10月13日(日曜日)
- 会場:都立篠崎公園
パラスポーツ用具展示コーナーとともに、デフリンピックPRコーナーを設置しました。
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