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更新日:2026年1月15日

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2026年1月15日 ブラウンケナガクモザルの赤ちゃん すくすく成長中

双子×祖母が育児 クモザルとしては珍しい例

絶滅危惧種としてレッドリストに指定されている「ブラウンケナガクモザル」。江戸川区自然動物園(北葛西3丁目)では、ブラウンケナガクモザルの双子の赤ちゃんが昨年7月に誕生し、祖母に育てられすくすくと成長しています。双子で生まれたことや、祖母が授乳を含めた育児を担っていることは、クモザルとしては珍しい例です。

ブラウンケナガクモザル

江戸川区自然動物園は、23区で初めて誕生した区立動物園として1983年に開園。現在、62種・530点(2025年4月時点)の動物を飼育しています。入園料が無料で、人気のプレーリードッグやフンボルトペンギンなどを近くで観察できるとあって、平休日問わずにぎわいを見せています。

ブラウンケナガクモザルは、主に南アメリカのコロンビアなどの熱帯雨林に生息し、額に三角形の模様があるのが特徴。国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の危険性が非常に高いとする「絶滅危惧種IA類(CR)」に指定しています。国内で見ることができるのは、同園と大宮公園小動物園、宇都宮動物園の3園のみ。開園当初から飼育している同園では、現在27頭を飼育しており、「群れ飼育」を国内で唯一行っています。

昨年7月5日(土曜日)、メスの「ミーナ(12歳/出産当時は11歳)」に双子のオスの赤ちゃんが誕生。中型霊長類であるクモザルにとって、双子が生まれることは珍しいと言われています。同種は基本的に母親のみが子育てを行いますが、過去に2回の出産を経験しているミーナは、今回は子育てに意欲を示していない様子が見られました。それを補うように、ミーナの母の「ナミ(17歳)」とおばの「モミジ(23歳)」が生後まもなく育児に参加。1頭は生後1週間を過ぎた13日(日曜日)に死亡してしまいましたが、残る1頭はナミが引き続き子育てを担いました。同種は本来、生後1年ほど母乳が必要ですが、ミーナが授乳している姿は確認できませんでした。一方で、赤ちゃんがナミから離れないことや、ナミの乳房の張りが目立つようになったことから、ある時期からナミの授乳が始まったと考えられます。こうして奇跡的に育った赤ちゃん「ミラクル」は、生後半年が経った現在も順調に成長中。一般的に母親のみが担う育児を祖母にあたる個体が行っており、さらに出産を経ずに授乳していることは例を見ないとのことです。生後1年頃までは、大人のお腹や背中にしがみついて生活するとされるブラウンケナガクモザル。現在は、木々や岩山を素早く渡り歩くナミに振り落とされないように、手足としっぽを上手に使ってしっかりとしがみつく愛くるしいミラクルの姿が見られます。

ブラウンケナガクモザルを担当する飼育員の田島拓弥(たじまたくや)さんは、「双子を出産したとわかったときは、驚きとともに心配もありましたが、順調に育ち一安心しています。今後も母子のケアに気を配っていきたいです」と話しています。

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