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更新日:2025年3月18日
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一之江名主屋敷は、江戸時代はじめにここへきて新田を開発した田島家の居宅です。江戸時代を通じて一之江新田の名主(なぬし)をつとめてきました。現存する主屋は安永年間(1772年から1780年)に再建されたものです。
屋敷全体は、周囲に堀をめぐらし、屋敷林、屋敷畑、庭園をそなえた、中世土豪風の屋敷構えです。
平成元年から平成5年にかけて建造物の復元修理をおこない、一般公開をはじめました。平成10年から11年に敷地景観の整備、平成18年に主屋の屋根の葺き替えをしました。平成23年9月に江戸川区の所有となっています。
もっとも整備されたと思われる江戸時代から明治時代にかけての様子を、長く後世に伝えていきたいと思います。
かつてはここで自家用の野菜や薬草を栽培していたと伝えています。
中世の士豪の屋敷構えを思わせます。平成11年の敷地環境整備で空堀(からぼり)を復元しました。
屋敷の北と西にケヤキやイチョウなどの古木がしげり、防風林の役目をしています。屋敷神(稲荷社)にいたる参詣路を、樹間に復元しています。
江戸時代末から明治時代にかけて、次第に整えられたと考えられます。平成11年の景観整備工事により、池泉観賞式庭園として整備しました。
玄関と座敷、土間をそなえた茅葺の曲り家(まがりや)です。
名主の格式をあらわした門構えです。
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