更新日:2023年11月7日
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ひきこもりの状態にある人やその家族等へのサポート推進条例
区民一人ひとりが、ひきこもりの状態にある人やその家族等の状況を自分事としてとらえて、ひきこもりの状態にある人やその家族等に寄り添い、ひきこもりの状態にある人やその家族を含めた誰もが自分らしく生きることができるまちを実現するために、この条例を制定しました。
条例制定の背景
区では、令和2年度からひきこもり相談窓口を開設、令和3年度にひきこもり実態調査を実施し、区内に9,096人のひきこもりの状態にある方がいることを把握しました。ひきこもりの状態にある方やその家族等の声からひきこもりの状態から回復するためには、区、関係機関、地域等がひきこもりの状態にある人等とつながり続けることが大切であるということが見えてきました。そこで、区では、江戸川区オンライン居場所や江戸川区駄菓子屋居場所よりみち屋の開設、また、区民や地域を対象に講演会を実施し、ひきこもりの状態への理解促進に努めています。こうした動きの中で、ひきこもりの状態にある人やその家族等へのさらなるサポートの充実と、区民等への理解促進を進め、ひきこもりの状態にある人やその家族等に寄り添い、一人ひとりの思いが尊重され、誰もが安心して暮らせるまちを実現するためにこの条例を制定しました。
講演会の様子
江戸川区駄菓子屋居場所よりみち屋
条例の基本理念
一 ひきこもりの状態にある人が、地域の一員として、その生き方及び価値観が尊重され、自分らしい暮らしを選択することができること
二 ひきこもりの状態にある人等が、悩み又は不安を一人で抱え孤立することなく、区、区民等、事業者及び支援団体に相談し、その状況に応じた必要なサポート又は配慮を求めることができること