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更新日:2024年3月22日

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平和に関するモニュメント

区内に点在する恒久平和への願いが込められたモニュメントをご紹介します。

世代を結ぶ平和の像

1988(昭和63)年に結成された「世代を結ぶ平和の像」をつくる会が、東京大空襲の犠牲者を追悼して平和の尊さを世代を超えて語り継ぐために、一万数千名余の方々の浄財を集め制作しました。制作は文化勲章受章者の彫刻家 圓鍔勝三氏です。1991(平成3)年に区が寄贈を受け、小松川三丁目公園(現・小松川さくら公園)に設置しました。

設置場所:小松川さくら公園(江戸川区小松川三丁目6番2号)

東京大空襲慰霊碑「鎮魂」

1999(平成11)年5月に旧中川灯籠流し実行委員会が発足し、同年8月15日に第1回「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」が開催されました。慰霊碑「鎮魂」は、日頃から犠牲者への追悼の気持ちを持ち続けたいとの想いから、小松川平井地区の方々・企業による浄財によって2001(平成13)年の第3回「灯籠流し」に合わせ建立されました。揮毫は平井在住の鈴木春朝氏です。船形をしているのは、「犠牲者は船があれば助かったのでは」との想いからです。

設置場所:ふれあい橋東詰(江戸川区平井三丁目1番)

原爆犠牲者追悼碑

「高齢化し広島・長崎への参拝が年々困難になる。何とか区内でお参りできないか。」と江戸川区原爆被害者の会「親江会」(当時209名)が中心になって、1980(昭和55)年に「江戸川区に原爆犠牲者追悼碑を建立する会」を結成し、建立の働きかけと募金活動を始めました。青自然石の碑には「原爆の図」作者の丸木位里・俊夫妻が描いた絵「平和の図」が刻まれています。碑に手を合わせると広島・長崎を向く方向に建っています。区に寄贈され、1981(昭和56)年7月に追悼碑除幕式と第一回「江戸川区原爆犠牲者追悼式」が挙行されました。

設置場所:滝野公園(江戸川区中葛西三丁目22番1号)

原爆瓦記念碑

1982(昭和57)年6月、広島・長崎両市から被爆した瓦10数枚の寄贈を受け建立された記念碑で、「原爆犠牲者追悼碑」に接するように配置されています。碑には被爆した瓦の辿った経過が「一瞬の閃光に焼かれ爆風にはねられた瓦 川底に眠ること三十余年 平和を願う子供達の手ですくいあげられた」として刻まれています。

設置場所:滝野公園(江戸川区中葛西三丁目22番1号)

被爆二世の木(アオギリ)

この木の親木は広島市の爆心地から1.5キロにあった郵便局の庭で被爆、爆心地側の幹半分がえぐられ、中は空洞になる被害を受けましたが、ふたたび芽をふき、緑の葉を茂らせて生き延びています。その被爆アオギリが実らせた種子を区民の方が自宅の庭で大切に育てていましたが、被爆50年を機に区に移植を申し出て、1995(平成7)年に原爆犠牲者追悼碑の建っている滝野公園に植樹しました。

設置場所:滝野公園(江戸川区中葛西三丁目22番1号)

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このページは総務部人権・男女共同参画推進センターが担当しています。

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