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更新日:2022年6月3日

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戦艦「大和」乗組員の手紙(複製)

1945年(昭和20年)4月7日、江戸川区出身で戦艦「大和」沈没の際に26歳の若さで戦死された乗組員「宇田川秋三郎」さんがご家族に宛てた40通以上の手紙やハガキを複製したものを、秋三郎さんのご家族から寄贈していただきました。手紙の原本は広島県呉市の大和ミュージアムに寄贈されています。

手紙やハガキの内容を以下に掲載していますので、是非ご覧ください。

(注)こちらの所蔵品は平和祈念展示室には展示していません。

手紙一覧

 

宇田川秋三郎さんについて

8人兄弟の三男として生まれ、20歳で海軍に志願しました。軍務の傍ら、家族に送り続けた手紙は40通以上残されています。父母、兄姉妹への気遣い、厳しい戦いへの覚悟、結婚に関する思いなど、素直な胸の内が明けられています。

寄贈いただいたご家族から

手紙を読んでみますと達筆ではっきりと読み取る事ができませんが、父母、兄姉妹への思い、又、国の為に一日でも早く役に立たなければと言うあせり、でも普通の人として結婚をして家庭を持ちたいと、いろいろ複雑な心のうちが感じられます。海軍に送り出した家族、心の中では生きて帰ってほしい気持ちが本当ではなかったのかと思います。

この手紙をこのままにしてはいけない、呉にいる同志、仲間のもとに行かせてあげるのが一番と思い、コピーにとり、家に残し、皆様に読んでもらいたくこの様にしました。

尚、日付、場所等を書いてないものが多く、書くと敵に場所がわかって攻撃されてしまう為書いてないそうです。

(2017年 宇田川好子)

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