更新日:2025年11月15日
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」をご存じですか?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に喫煙などによって気道や肺胞が慢性的に炎症を起こし、呼吸がしにくくなる進行性の病気です。たばこの煙は肺の奥まで入り込みやすく、細い気管支が炎症を起こすと(細気管支炎)、咳や痰が多くなります。また、肺の組織が破壊されると、古くなったゴム風船のように弾力がなくなり(肺気腫)、空気をうまく吐き出せなくなって息切れをおこします。COPDとは、このような状態が続くことを指します。

画像引用:「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」(スマート・ライフ・プロジェクト)(厚生労働省)![]()
どんな症状?
COPDにかかると肺の組織が破壊されるため、下記のようなさまざまな症状が現れます。COPDの症状は非常にゆっくりと進行し、初期は無症状、または自覚症状が少ないことが多く、症状があったとしても、「年齢のせい」と見過ごされてしまうこともあります。その結果、症状を自覚した頃には肺機能が大きく低下していることも少なくありません。
COPDの症状
- 慢性的な咳(長期間続く咳)
- 痰が出やすい(特に朝方)
- 息切れ(特に階段や坂道で強く感じる)
- 呼吸が苦しい(症状が進行すると安静時にも)
- 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音)
- 全身のだるさや倦怠感
- 体重の減少(症状が進行した場合) など


一度壊れてしまった肺の組織は元に戻ることはありません。症状が重度になると、呼吸不全を起こし、在宅酸素療法が必要となったり、合併症(肺がん、心疾患、脳梗塞など)を発症するリスクが高まるなど、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
早期発見、早期治療を!
「もしかしたらCOPDかも?」と思ったら、「COPDスクリーニングのための質問票(COPD-Q)」でチェックしてみましょう。合計点が4点以上の方はCOPDの疑いがありますので、医療機関を受診し、呼吸機能検査を受けることをおすすめします。

COPDスクリーニングのための質問票(COPD-Q)(PDF:149KB)![]()
COPDの最大の予防・治療方法は禁煙です
COPDの予防と治療で最も重要なのは禁煙です。破壊された肺の組織は元には戻らないため、完治することはありませんが、禁煙することで肺へのダメージの進行を抑え、咳や息切れなどの症状を軽減することができます。ご自身の健康のために、ぜひ禁煙に取り組みましょう。

禁煙をするために、禁煙外来への通院も検討してみましょう。区では、禁煙外来での治療を完了した方を対象に治療費を助成する制度があります。(助成を受けるためには、禁煙治療の開始前に区への申請が必要です。詳しくは下記リンクのページをご覧ください。)
世界COPDデーについて(毎年11月第三水曜日)
毎年11月第三水曜日は、世界COPDデーです。世界COPDデーは、COPDの研究と啓発に力を注ぐ世界的な組織GOLDの提唱によって定められ、世界各地でCOPDの啓発に関するさまざまな活動が行われます。

(GOLDリボンは、COPD啓発のためのシンボルマークです。)
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