更新日:2025年8月1日
ページID:64958
ここから本文です。
プロジェクトの歩み
江戸川区の想い
一杯のビールが誰かの新しい一歩に
2024年春、きっかけはある方の寄付から始まりました。
「お世話になった江戸川区のために」と障害者のために活用してほしいという遺贈でした。
江戸川区に思いを寄せた故人のためにどう生かすか、せっかくならば、夢と希望、可能性が広がるものを、それがEdogawa Beer Projectの始まりです。
江戸川区は、1975年に全国初の「現シルバー人材センター」を立ち上げ、2021年には、働きたいと思うすべての人を就労につなげるための「みんなの就労センター」を開設、さらに2025年には、ひきこもり状態にある人の就労を支援するために「駄菓子屋居場所よりみち屋」を開設する等、全国に例をみない就労支援事業を展開してきました。
それは働くことの喜び、やりがい、素晴らしさを多くの人に感じてもらいたいという、揺るがない江戸川区の想いです。
そんな江戸川区だからこそ、大切な区民の想いを一人でも多くの人の幸せにつなげたいとEdogawa Beer Projectは立ち上がりました。
この取り組みは、ビールの生産、販売等を通じて、障害者や就労困難者に就労の機会をつくるだけでなく、たくさんの人に商品を手に取ってもらい、彼らの多様な働き方を理解してもらうことを目的としています。理解はつながりを生み、つながりは文化を生み、そして、まちや社会を変える力になると信じています。
背景
障害者等の就労課題
- 本人が安心して働ける環境を提供する
- 収入の確保につながる事業
なぜクラフトビールなのか
- 代表的な飲料で一定の販売量が期待できる
- 継続的な仕事につながり、安定的な収入を得られる
- 手に取りやすいことから、多くの支援が得られやすい
歩み
2024年7月 東京藝大と連携しプロジェクトチームが発足
アートの力で社会課題の解決に取り組む東京藝大の自由な発想とアイデアでプロモーションを提案。
2024年9月 区民との意見交換会
主な意見
- せっかく作るなら、江戸川区の文化となるようなものにしていきたい
- 理念や想いのあるビールづくりにしていきたい
- 苦労も発信しながら、SNS等を活用してみんなに共感されるビールにしたい
- 障害者や高齢者等が気兼ねなく来ることができるようなビアホールになるといいな
- 区の農地などを活用して、ホップ等も栽培できると良いのでは
- 区内でビアイベントをするのはどうだろう
2025年3月・4月 試験販売
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(スピアーズえどりくフィールド)で試験販売
2025年5月~6月 パートナー事業者選定
4社共同事業体(一般社団法人みんなの就労センター・オリオンビール株式会社・大阪サニタリー株式会社・有限会社笠原製菓)を最優秀提案事業者として決定
このページに関するお問い合わせ
トップページ > 健康・医療・福祉 > 福祉・介護 > 障害者福祉 > 教育・就労・スポーツ > Edogawa Beer Project > プロジェクトの歩み