更新日:2023年8月16日
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ビルピットの適正管理について
ビルピットとは
ビルの地下にある厨房やトイレ等は、下水道管より低い位置にある為、排水を自然流下で排水することが出来ません。その為、地下部分で発生した排水をポンプでくみ上げて下水道に排除しています。この時、一時的に排水を貯留する排水槽を「ビルピット」と呼んでいます。
ビルピットの定期的な清掃
ビルピットの悪臭を防止する為には、定期的な清掃が必要となります。
建築物における衛生的環境確保の法律では、「6か月以内ごとに1回」定期的に行うことが定められています。
また、東京都のビルピット対策指導要綱では、「少なくとも4月ごとに1回」定期的に清掃を行うことが定められています。
ビルピットの定期的な点検
ビルピットの正常な機能の維持管理として、1か月に1回定期に点検し、必要に応じて補修などを行う必要があります。
また、清掃や点検及び整備に関する帳簿書類を作成し、5年間保存なども必要となります。
これらを実施し、建築物の全体の施設のひとつとして適切な維持管理が大切です。
ビルピットの汚泥等の処理
ビルピット内の汚泥等は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、適正に処理をしなければなりません。
汚泥にし尿が含まれる場合は、一般廃棄物として、し尿が含まれない場合は、産業廃棄物として処理することになります。
汚泥の処理については、一般廃棄物または産業廃棄物の処理業の許可を持つ業者へご依頼ください。