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更新日:2019年12月10日

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「税についての作文」に感じる 未来を担う中学生の姿(12月10日)

 

 がんで余命2、3年と診断された母。しかし、薬や放射線治療の効果で7年間一緒に過ごせたという女子生徒は、「それは税が支える社会保障制度のおかげであり、税には人の生きる可能性を広げてくれる力がある。自分の払う消費税も、どこかで誰かの助けになれば」とつづります。

 また、消費増税に疑問を持った別の女子生徒は、自ら学習しその必要性を理解。「納税の大切さを考えることは社会を良くすること、支えることにつながる。税を未来への架け橋にしたい」と思いを膨らまします。

 いずれも先月、表彰式が行われた「中学生の税についての作文」の入賞作品の一部です。昭和44年から続くこの表彰。今年も区内全33校から3957編もの応募がありました。それぞれの学校で税について学び、感じたことを作文として表現しています。

 二つの作品を紹介しましたが、これ以外の作品でも生徒たちは、日々の「当たり前」が実は多くの人たちの支えの上に成り立っているということに気付き、自分の未来の姿までしっかりと見据えています。

 社会の仕組みに興味を持ち、その一員として積極的に関わっていこうという高い意識に満ちた作品の数々に、未来を担う中学生の素晴らしさを感じました。

江戸川区長 斉藤猛

 

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