更新日:2022年5月13日
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ビジョン策定に向けたこれまでの取り組み
区民のみなさんから多くの声をいただきました
区が目指す未来について、「みんなのえどがわ大会議」と題し、広く意見募集を行い、たくさんの方々から計7904件のご意見をいただきました。「未来に向けて今を生きる私たちが何をするべきか」、「どのような江戸川区であってほしいか」、「みんなで支え合っていきたい」などの意見がありました。
いただいたご意見の“ほんの”一部をご紹介します
- ロボットと人が助け合うまち
木に引っ掛かったボールをロボットが取ってくれたり、人とロボットが一緒に料理をしたり、大人でも分からないことをロボットが教えてくれたりする未来がいいな - 水と上手に付き合うまち
万が一の水害リスクのために、水辺の多い江戸川区の魅力を失うことのない2100年であってほしい。水害のリスクもあるけれど、それ以上に豊かな水辺がもたらす日々の生活への恵みが大きいと思う - 下町らしい人情のあふれるまち
都心と違い、人と人とが親しみやすさをもって共に生活することが当たり前のまち。ただ昔のように戻るのではなく、例えば、若者が高齢者や障害のある方にIT技術を分かりやすく教え、代わりにインターネットでは分かりづらい裁縫や調理のコツなどを高齢者の方に教わることが当たり前にできるまちであってほしい - スポーツでつながるグローバルなまち
いつでも誰とでもスポーツができるまちにしたい。今後外国人が増えていくのなら、スポーツをきっかけにつながれると良いと思う
- 未来の人に「ありがとう」と思ってもらえるまち
2100年に生きる人たちに「ありがとう」と思ってもらえるよう、できることは何でもすぐに取り掛かるべき - みんなで支え合って暮らせるまち
誰一人取り残さない明るい未来を実現するためには、一人ひとりがお互いに助け合い、支え合っていくことが大切だと思う。今後人口が減少する中、お互いに助け合う気持ちが広がることを願っているし、自分も行動していきたい - 伝統と最先端が合わさったまち
江戸川区の伝統文化や産業が大切に守られていく。それと同時に、人々が暮らしやすく便利な生活を送ることができる最先端のまちになってほしい。2つの良いところが合わさったまちに住みたい! - 緑が今よりも豊かなまち
地球温暖化が進んでいるかもしれないので、自然を少しでも多く豊かに、そして水害時に水を吸収して少しでも被害を小さくできたらいいな - いろんな人が集まるまち
外国人や高齢者、子どもなど多様な人がたくさん集まっているまちにしたい
いただいたご意見の中に多く使われている単語を“AI(人工知能)”で抽出しました
ユーザーローカル社のテキストマイニングツールで分析(青色:名詞、赤色:動詞、緑色:形容詞)
「ともに生きるまちを目指す条例」を制定
区が2021年7月1日に制定したこの条例は、今日生まれた子どもたちが生きる2100年の未来に向けて、共生社会の実現のために区の果たすべき役割を定めたものです。短い文章に思いを込めた条例の「前文」は、みんなで目指す未来のまちの姿を分かりやすく伝えるため、「ともに生きる」をキーワードに力強いメッセージでまとめています。
ともに生きるまちを目指す条例(前文)
ともに生きる。私たちは、一人ひとりを尊重し、誰もが安心して暮らせるまちを目指します。
人 とともに生きる。
このまちには、0歳から100歳以上の人まで様々な年齢の人たちが暮らしています。その中には、障害のある人や外国籍の人などもいます。一人ひとりの「ちがい」が尊重されることが、まちづくりの源なのだと、私たちは考えます。
社会 とともに生きる。
このまちでは、一人ひとりの立場や置かれている状況がちがう人々が集い、学び、働き、遊び、活動しています。ともに力を合わせることが大切なのだと、私たちは考えます。
経済 とともに生きる。
このまちで活動する事業者は、大切な区民の一人です。地域に力を与えてくれる存在なのだと、私たちは考えます。
環境 とともに生きる。
海抜ゼロメートル地帯であるがゆえの災害の危険性を受け入れ、大規模な水害や巨大地震などが起きても誰一人取り残さないことが大切なのだと、私たちは考えます。
未来 とともに生きる。
世界中の人々が、より良い未来を創るために活動を始めています。それらを学びながら先頭に立って走り続けたいと、私たちは考えます。
今日生まれた子どもたちが2100年になって生活しているこのまちを、夢と希望に満ちあふれたものにしたい。私たちはその実現に向けて全力を尽くすことをここに誓い、2021年、この条例を制定します。
ワークショップ
延べ486名の参加者(区の関係団体や区議会議員など)のみなさんから、2100年の江戸川区の明るい未来や、それを実現するためのアイデアなどについて、たくさんの声をいただきました。
(新型コロナウイルス感染症の影響により書面開催。)
オンラインミーティング
「2100年の江戸川区の目指す姿」についてご意見を直接いただくため、オンラインミーティングを開催しました。28名の参加者のみなさんの想いが込められた、貴重なご意見をたくさんいただきました。
えどがわ未来カンファレンス
えどがわ未来カンファレンス(通称:えどカン)とは、共生社会の実現に向けて江戸川区が立ち上げた会議体で、計18名の各界の有識者が委員として参加しています。これまで、区の目指す未来や取り組みについて、みなさんと議論を重ねてきました。
- 2020〜2022年で、計8回のカンファレンスを開催しています
- えどがわ未来カンファレンス(共生社会ホームページ「TOMONI」へリンク)
未来のビジョン(素案)へのご意見・ご感想をお待ちしています!
意見募集は終了しました、ご意見ありがとうございました。
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