ここから本文です。
更新日:2024年7月12日
「特集シリーズSDGsえどがわ10の行動」の第3回は「電気も水も大切に使おう」。エネルギー情勢の深刻化により、今夏の電力不足が心配される中、区が進める「電気」と「水」を大切にする取り組みについてご紹介します。
区では「電気」や「水」を大切にする取り組みとして、新設する施設や改築する小・中学校に太陽光パネルや雨水を利用する設備を設置しています。太陽光パネルで発電した電力はその施設で活用され、建物内にあるモニターで発電された電力などを見ることができるようになっています。気になる発電量はというと、葛西小・中学校の場合、晴天時には普通教室の照明の約9割分の電力を賄っています。また、同校では降った雨水を地下にためてろ過し、トイレ洗浄時の水や屋上緑化の散水として利用しています。このような「電気」と「水」を大切にする設備は近年改築された全ての小・中学校に整備されています。
このように区ではただ施設を建てるのではなく、”環境”と”人”に優しい施設づくりを進めています。電力需給がひっ迫している今、普段の生活に欠かせない「電気」や「水」の大切さを改めて考え、節電・節水に取り組んでみませんか。
春江小学校正門横にあるこちらの電灯。ちょっと見慣れない形をしていますが、実はこれ、太陽光と風力エネルギーを利用して、日没後に電気がつく仕組みになっています。小学校に通う子どもたちに自然エネルギーを身近に感じてもらいたいという思いが込められています。
日没後、約12時間点灯します
交通知識や交通ルールを学ぶことができる東部交通公園。この区内唯一の交通公園を、温室効果ガス排出ゼロと災害対策機能を兼ね備えたモデル公園「ゼロ・エミッション(注)・パーク」として新たに整備していきます。太陽光発電・EV充電蓄電池・自己完結型トイレ・地中埋設型雨水貯留槽を新設し、普段は環境に配慮した、災害時にはとても頼りになる公園として生まれ変わります。
(注)ゼロ・エミッションとは、温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出をゼロにすることを意味します。
全長約300メートルの道路を自転車や足踏み式ゴーカートに乗って走行できます
区役所前庭に立っている高さ3メートル程の構造物。鉄柱の上部に太陽光パネルがあり、携帯電話などが充電できるようになっています。区役所にお立ち寄りの際やバスの待ち時間にぜひご利用ください。
携帯電話などを同時に4台充電できます
区民ニュース
でも関連動画を放映中
トップページ > シティインフォメーション > 計画・目標 > 区政運営 > さあ!やってみようSDGs > さあ、やってみよう!SDGsえどがわ10の行動 > 特集シリーズ SDGsえどがわ10の行動 > 8月の行動:電気も水も大切に使おう