更新日:2022年1月31日
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江戸川に関しては、利根川から分かれる関宿にある水門で、計画高水流量以上は流れないように流量制御が出来るので、スーパー堤防を整備する必要はないと聞きましたが本当ですか?
確かに、関宿には昭和2年完成の水閘門がありますが、関宿水閘門は、平常時に水が流れている川幅の一部に設置されているに過ぎず、洪水時には、川幅全体を洪水が流れ下り関宿水閘門はほぼ水没してしまいます。(関宿付近の平常時・洪水時の写真参照)
また、現在の関宿水閘門は、老朽化や舟運の衰退により、機能を終了し常時開いている状態です。
以上のことから、関宿水閘門で流量を制御することは出来ません。
異常気象による大雨で計画を上回る洪水(超過洪水)が江戸川を流れ下る可能性は常にあるため、丈夫で壊れないスーパー堤防の整備が必要です。
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