更新日:2022年1月31日
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現在の堤防は、どの程度の雨を想定してできていますか?また、スーパー堤防が整備されるとどうなりますか?
江戸川や荒川の堤防は、200年に一度の確率で降る大雨(利根川水系江戸川では昭和22年のカスリーン台風と同程度を想定)で起きる洪水を想定して整備されてきました。
スーパー堤防は
- (1)計画を上回る洪水(超過洪水)が堤防を越えたとき、堤防の土をえぐっていくのを防ぎます(えぐられた場所から大量の洪水が流入し、堤防の決壊につながります)
- (2)また、浸透した水による堤防の崩れを防ぎます(堤防のすそなどから水や土が噴出し、一度に堤防が崩れて洪水が流入してきます)
- (3)地震の時の地盤の液状化による堤防の損壊を防ぎます(堤防が崩れてから復旧するまでの間に大雨が降ると、大きな被害が生じます)
以上のことから、スーパー堤防は、洪水や高潮による水害や、地震による被害を大きく抑えることができます。
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