更新日:2023年6月21日
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リズム運動の概要
リズム運動とは、区内在住の60歳以上の方を対象におこなっているマンボ・ルンバ・ワルツといった社交ダンスをベースとした軽運動で江戸川区独自の運動です。誰でも簡単に覚えられ、熟年者にとても親しまれています。
現在、区内約200会場で、くすのきクラブを中心として、約220団体が参加しています。
また、例年6月には、区内の「くすのきクラブ」で日常的に行われているリズム運動を一堂に介したリズム運動大会も実施しています。
(注)未経験者を対象として初心者教室を通年で開催しています。募集は毎年1月で、広報えどがわに掲載します(定員に達しなかった場合、3月に追加募集をおこないます)。
毎年開催されるリズム運動大会の様子
リズム運動の様子
リズム運動の歴史
「熟年者の健康運動」が全国で盛んに行われるようになった昨今、江戸川区のリズム運動は、その先駆けとして約40年前から区内の熟年者の方々に親しまれています。
昭和47年、本区は熟年者の体力づくりのため「健康体操・花笠音頭体操」を考案。その後、さらなる健康増進を目指し、楽しく長生きできる運動として昭和55年に「リズム運動」が誕生しました。リズム運動は、マンボ、ルンバ、ブルース、ジルバなどのステップを熟年者用にアレンジした運動で、音楽に合わせて体を動かします。
現在では約170のくすのきクラブでリズム運動を定期的に実施。約1万人の熟年者が日々の体力づくりや仲間づくりを目的にリズム運動を行っています。多くの熟年者が親しんでいるリズム運動の取組が高く評価され、平成12年には活力ある高齢社会に向けてモデルとなる自治体などに贈られる「メロウ・グランプリ優秀賞(経済産業省(当時通商産業省)支援団体による表彰)」を受賞しています。
リズム運動の効果
平成16年から平成19年には、区保健所職員が、熟年者に与えるリズム運動の効果を検証しました。リズム運動の実施前と、一年間継続して実施した後の体力の変化を調査した結果、バランス能力が著しく改善し、基礎的運動能力(体力年齢)は平均して10歳から15歳若返ったという検証結果が得られました。