第8話：地震への備え

パパ博士
『地震はいつ起きるか分からないからこそ、より一層、日頃からの対策が大事だね』
サイボくん
『そのとおり！』
『もし、今地震が起きても大丈夫なように一緒に対策していこう』
『まずは、身のまわりで危険な箇所を探してみよう』
イロハちゃん
『あの食器棚とかが倒れてきたら怖いよぉ』
パパ博士
『イロハの部屋のタンスも危ないね』
『探してみると危険がいっぱいだ』
サイボくん
『過去の大地震では家具類の転倒や落下による被害が多く発生したんだ』
サイボくん
『例えば、大きな家具にはこのように転倒防止グッズを使って固定しよう』
『防災グッズはホームセンターなどでも売っているよ』

パパ博士
『転倒防止グッズで被害が小さくなるなら絶対に取り付けるべきだね！』
『あとでみんなで買いに行くことにしよう！』
イロハちゃん
『わーい！いこーいこー！』
パパ博士
『備蓄と持ち出し袋の準備もしているし、情報収集の方法は水害の勉強をした時に確認したね』
『ほかに備えておくことはなんだろうか』
サイボくん
『あとは、いざという時にどこに集まるのかを家族でよく話し合っておこう』
『地震が起きた時にみんなが一緒にいるとは限らないからね』
イロハちゃん
『イロハが通ってる学校に集まりたいな！』
サイボくん
『そうだね、避難所にもなる学校を待ち合わせ場所にしよう！』
サイボくん
『みんな知っている場所だし、これで連絡が取れなくても待ち合わせができるね！』
イロハちゃん
『地震のとき一人だったら怖いけど、みんなが集まる場所が分かれば安心ね！』

サイボくん
『他にも地震が起きた時は、電話が繋がらないことがあるから色々な連絡方法を考えておこう！』
『その方法のひとつとして「災害用伝言ダイヤル」があるよ』
『「一七一」にダイヤルすれば災害時でも伝言の録音、再生ができるサービスなんだ』
パパ博士
『いざという時に慌てないためにも、日頃から使い方を覚えておくことは重要だね』
『ところでイロハは防災についてもっと知っておきたいことはあるかい？』
イロハちゃん
『次は避難所がどんなところか知りたいな！』
サイボくん
『イロハちゃんは勉強熱心だね』
『よし！次は避難所のことについて勉強していこう！』

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