更新日:2023年10月27日
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皆さんと共に築く誰一人命を落とさないまち(3月1日)
東日本大震災が発生してから間もなく12年になります。人々の記憶から消えることのない、想像を絶する大惨事でした。当時の岩手県陸前高田市の消防団の様子を追ったドキュメンタリー番組を見る機会がありました。家族の安否も分からない中、地域の人々の命を守るために奔走する姿が描かれ、涙なくしては見ることのできないものでした。
団員の一人が語った言葉に胸を打たれました。「消防団は究極のボランティアの一つで、地域になくてはならないもの。近所に住んでいる人を一番知っているのが消防団であり、地域のコミュニティを守っていくことが使命だと思う」。
本区には、消防署の管轄ごとに江戸川・葛西・小岩の3つの消防団があります。火災や災害といった場面では、消防署員と共に総勢約900名に及ぶ消防団員の皆さんが力を尽くしてくれます。また日頃から「自分たちのまちは自分たちで守る」という気概を胸に、消火訓練などの鍛錬を積み、準備を怠りません。
消防・警察・江戸川区はもとより、身近な場面でまちの安全を守ってくれる消防団の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
いざ災害、その時に「誰一人命を落とさないまち」を皆さんと共に築いていきたいと思います。
江戸川区長 斉藤猛
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