迫力の商売繁盛エドレンジャーショーには、ハギュットマンとバグるんも参加
バラエティ豊かなワークショップ
ワークショップブースでは、伝統工芸者による「日本刺繍」や「江戸扇子」づくり、出展事業者による「おさかなハーバリウム」や「食品サンプル」づくりなど、様々な体験コーナーが並びました。中には制作に一時間以上かかるものもありましたが、参加した子どもたちは、みな真剣な表情で取り組んでいました。
また、愛国学園短期大学のブースでは、縫製の過程で生じる「ハギレ布」を使ったタッセルチャームづくりが行われ、子どもたちにとってSDGsの学びの場ともなっていました。
伝統工芸者吉田順子さんの「日本刺繍」体験
愛国学園短期大学の「SDGsタッセルチャームづくり」
食品サンプル教室「こんぺいと」
ハーバリウムMerveilleuxによる「おさかなハーバリウムづくり」体験
妖怪屋による「妖怪メイク」体験
JA東京スマイルによる江戸川区産の新鮮な野菜
一般社団法人ハギュット協会(西瑞江3丁目)とは
「地域とこどもの未来をつなぐ」を活動方針に掲げ、子どもたちの成長および教育支援・地域産業の伝承・子育ての中の新しい働き方の提案などを行う団体。
「えどがわ楽市」は地元を盛り上げ秋の風物詩となるイベントに育てようと有志が集まり企画されました。5回目を迎えた今年は、フラワーガーデンに会場を移して、「マルシェ」「ライブ」「ワークショップ」「お祭り」など内容もパワーアップ!子どもから大人までが楽しめるようにと、実行委員が実際見て、面白いと思う店舗やライブが数多く登場。当日は、賑やかな音楽とおいしいグルメ、そしてたくさんの笑顔に溢れていました。
開催概要
- 日時:令和5年11月5日(日曜日)11時から17時まで
- 場所:総合レクリエーション公園(フラワーガーデン)
- 出展:小売、飲食、キッチンカーなど約50店舗、ダンス、ライブ、DJ、ワークアウトなど約40団体
- 来場:8,353人
- 主催:えどがわ楽市実行委員会
- 共催:株式会社日比谷アメニス
- 協力:株式会社KURUMU、NORAIVO(キッズダンススクール)、株式会社長谷萬、株式会社オルフェウスレコーズ
賑わうマルシェ
瑞江の町工場で養蜂されたハチミツや、夫婦で営む新川沿いのパン屋、船堀にある昭和30年創業のくずもち屋など、地元で親しまれてきたお店をはじめ、区外から出展したお店も軒を連ねて賑わいました。
実行委員会事務局の手塚平さんは、「地元江戸川区の方々にとことん楽しんでもらうために、江戸川区内の魅力的なお店や団体はもちろん、区外のお店も集めて厚みを持たせたい」と語ります。手塚さん自身も、自らが代表を務める葛西の企業「KURUMU」の化粧品を出展していました。
江戸川区の母と息子が二人で頑張るキッチンカー「Mano a Mano」
昭和30年創業の船堀のくずもち屋「山信食産」
バラエティ豊かな出演者
キッチンカーが集まる広場の特設ステージでは、DJが音楽で会場を盛り上げました。区内で活動するダンススクールの子どもたちによるパフォーマンスにも多くの声援が上がりました。
また、「妖怪で町おこし」を掲げる西葛西の「妖怪屋」も「妖怪スタンプラリー」の開催で子どもたちの心を掴んでいました。
DJが音楽で会場を盛り上げ
キッズダンススクールのパフォーマンス
西葛西の「妖怪屋」が手がける「妖怪スタンプラリー」
「えどがわメティ普及会」は、インドの野菜「メティ」を小松菜に次ぐ新しい特産品に!を合言葉にメティの魅力を発信するとともに、メティを通じた多文化への理解や交流を目指しています。このたび、江戸川区の小松菜農家が生産したメティを使い、新たにメティの「ハーブティー」と「メティ入りクッキー」のレシピが開発されました。イベントでは、昨年開発された本場中国仕込みの「おやき」とともに、新しい味と香りが提供されました。参加者はこれらを味わいながら、「多文化共生」をテーマにしたワークショップを行い、参加者同士交流を深めました。えどがわメティを通じた多世代交流・多文化への理解という、メティ普及の新たな可能性が広がりました。
インドの家庭料理の定番"メティ"
開催概要
- 日時:令和5年12月3日(日曜日)13時30分から16時まで
- 場所:東部フレンドホール集会室
- 参加:30人
- 内容:えどがわメティを使ったクッキー、ハーブティー、おやきの提供、えどがわメティでつながる多文化交流ワークショップ
開催の様子
メティから多文化交流を目指すえどがわメティ普及会は、今回、江戸川区のインド人コミュニティの事例研究をテーマに、多文化への理解を深める講座を企画しました。講師の河村さんは、日本インド学生会議の元メンバーで、江戸川区内でインド人家庭への半日間のホームステイの取組みなどを行うナマステ江戸川区にも参加しています。自身の留学経験も踏まえ、全国の外国人コミュニティーの状況や、江戸川区の現状と取組みについて研究成果を発表しました。
講師の河村さん
メティを使ったお茶は、茎などの部位ごとに数種が披露されたほか、メティ入りクッキーやおやきが用意されました。メティを使ったクッキーは、クッキーの甘さとメティの苦みがコラボした新しい味に仕上がりました。添えられたハーブティーの香ばしい香りが、クッキーのおいしさを引き立てます。参加者は、新しい味を楽しみながら、交流のひとときを楽しみました。
また、会場ではメティを扱っているお店の紹介もあり、メティの普及は、徐々に広がりを見せています。
メティ入りのクッキーとハーブティー
メティを乾燥させ、炒ったハーブティーの茶葉
メティを扱うお店の紹介
後半は3班に分かれグループワークの形をとり、多文化のイメージなどを語り合いながら、メティを味わいました。
最後は各グループの発表が行われ、多言語サービスの課題や交流の場の創出、多文化共生の活動の在り方や目的など、各グループで活発に交わされた意見や広がった話題が参加者全員で共有されました。
学生から幅広い世代が参加したこのイベントは、えどがわメティ普及会が目指す「メティ」の認知や活用を広げ、さらには多文化共生への一歩を考える機会となりました。
えどがわメティ普及会とは
江戸川区の「総合人生大学」の卒業生によって結成されたグループです。小松菜に次ぐ新しい特産品に!を合言葉に、インドのスーパー野菜“メティ”を「えどがわメティ」として普及させることで、「多文化・多世代交流」を目指しています。
自然豊かな葛西臨海公園で「伝統」「文化」「芸術」「地域」をテーマとするインクルーシブなイベントが初めて開催されました。イベントには、区内を中心に活動するアーティストによる作品や伝統工芸の展示、ワークショップ、地産地消のフードやドリンクなど30を超えるブースが集まりました。
江戸川区のモノづくりやアートの魅力を多くの人に届けたいと出展された個性的な作品が並び、週末に訪れた多くの来園者が個性的な作品や展示に足を止め、魅入っていました。
開催概要
- 日時:令和5年11月11日(土曜日)10時から15時まで
- 場所:葛西臨海公園中央園路
- 出展:アート・伝統工芸の展示・販売、飲食、地元の特産品販売など
- 主催:ART Marche in KASAI Seaside Park実行委員会
- 共催:公益財団法人東京都公園協会
- 後援:江戸川区
葛西臨海公園中央園路から始まるマルシェ
アートの魅力発信
出展された個性豊かなデザインTシャツや油絵、皮革製品や金属アクセサリーは、どの作品も制作者の魂がこもった一点もの。来園者は、制作意図や作品にこめた思いなどを興味深く聞いていました。
金属造形作品展示と金属アクセサリー加工品の販売「K-metalArt」
生物学の面白さをアートにした作品を手掛ける「littermate」
地元「江戸川区」の魅力発信
物販ブースには、小松菜関連の商品を多数取り揃えた「までいマーケット」や、「障害者就労支援センター」などが軒を連ね、江戸川区に根ざして生産された品々が揃いました。
また、江戸時代の製法を今に受け継ぐ「篠原風鈴本舗」も出展。伝統工芸を鑑賞するだけではなく、身近に感じてもらおうと絵付け体験ブースが設けられました。
小松菜関連の商品を多数取り揃えた「までいマーケット」
「障害者就労支援センター」のからあげ販売と花の即売
「白鷺特別支援学校」の油絵
大正4年創業「篠原風鈴本舗」
会場には、地元の皆さんに親しまれた飲食店のブースも出店し、地産地消のフードも販売して、来園者をもてなしました。
「司寿司」の稲荷ずしや卵焼き
「パティスリーカフェひばり」のロコモコ丼
Art Marche in KASAI Seaside Parkをより詳しく知りたい方は下記をご覧ください
https://edogawa.mypl.net/article/artmarche_edogawa