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更新日:2023年11月1日

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特集 ようこそ魔法の文学館へ

本と出会い、豊かな想像力を育む場に

『魔女の宅急便』をはじめ、数々の児童文学作品で知られる作家・角野栄子(かどのえいこ)さんの名前を冠した角野栄子児童文学館、通称「魔法の文学館」が11月3日にオープンします。3~23歳までを江戸川区で過ごし、いまや世界的な作家となった栄子さん。その功績と作品を多くの方に知ってほしいという想いと、子どもたちが自由に本と出会う場となってほしいという願いからこの文学館は生まれました。

建築家の隈研吾さんによって設計された建物の中は、くぼしまりおさんが監修した圧倒的な“いちご色”の世界。栄子さんが自ら選んだ約1万冊の本を思い思いの場所で読むことができる。

館長
角野栄子さん

1935年東京都生まれ。3歳から23歳まで北小岩で過ごす。出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年間滞在。その体験を元に書いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。

代表作『魔女の宅急便』は1989年にスタジオジブリ作品としてアニメーション映画化された。2018年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。翌年、江戸川区区民栄誉賞を受賞。

「もうすぐ開館です!」

江戸川区の南にある「なぎさ公園」に、「魔法の文学館」が、もうすぐ開館です。とびきり楽しい文学館になりました。ピカピカ光る白い建物。屋根は花びらの形をしています。そして、一歩中に入ると、内部には、アッと驚く世界が現れます。本の主人公たちが、現れたり、隠れたりしてますよ。もちろん本の中にもたくさんね。探して下さい。そのために面白い本をたくさん集めました。といってもここは子どもだけの文学館ではありません。大人にも楽しい発見があるでしょう。子どもが面白いと思った本は大人も面白い。これは私が日々経験していることです。

区民の皆さん、ここは皆さんのお力でできました。本の遊園地です。遊びに来て下さい。

かどのえいこ

文学館がある「展望の丘」の隣にはロングベンチや滑り台が設置され、交流の場となるような工夫も。

見どころを一挙にご紹介 魔法の文学館フロアガイド

栄子さんと本の仲間がお出迎え 1階

物語が生まれるアトリエから本の世界へ 2階

開放的な空間でおいしい体験を 3階

栄子さんと本の仲間がお出迎え 1階

1 コリコの町

入り口すぐのホールでは栄子さんと本のキャラクターがお出迎え。実は隠れた仕掛けがいっぱいの空間です。

2 ショップ

ここでしか手に入らないオリジナルグッズや物語の世界から飛び出したキャラクターグッズなど約100点を販売。

クッキー、ロゴバッグ、各種キーホルダー、マグカップ、ぬいぐるみ

3 黒猫シアター

奥行きのある4面スクリーンで、栄子さんの本のキャラクターと会話ができる鑑賞者参加型シアター。

物語が生まれるアトリエから本の世界へ 2階

4 栄子さんのアトリエ

栄子さんのご自宅の一部を再現したアトリエには直筆原稿や実際の蔵書・私物の雑貨を展示。

5 ライブラリー

多様な本が隣り合うライブラリーで手に取った本は、館内の好きな場所で読むことができます。晴れた日には読書テラスへ持ち出して読んでみては。

6 ギャラリー

栄子さんや児童文学に関する企画展を、半年ごとに開催します。第1回は、栄子さんが世界各地から集めた“魔女人形”コレクションを紹介する「魔女まじょ展」です。
【日程】11月3日(金曜日・祝日)~2024年4月8日(月曜日)

開放的な空間でおいしい体験を 3階

7 カフェ・キキ

3階に上がると、これまでのいちご色の世界とは打って変わって、木のぬくもりを感じる優しい雰囲気へ。カフェでは栄子さんの作品に登場するスペシャルメニューなどを楽しむことができます。

自然光が差し込む大きな窓の外には、旧江戸川を望む大パノラマが広がっています。座席はこの他に一人でも利用しやすいカウンター席や、見晴らしの良いテラス席も完備。

キキライス

『おばけのアッチ』に登場するオムライス山をイメージしたメニュー。卵を使わずに調理することで、アレルギーがある方へ配慮した一皿です。

ハートをあなたに

栄子さんのアイデアを取り入れた、ハートが目を引く愛らしいパフェです。

チとキのサンドイッチ

ふたごのねずみ、“チ”と“キ”をイメージしたカレー風味のチキンクリスプと、きんぴらごぼうとたまごのサンドイッチ。

特製いちご色のメロンパン

「パンのフェスアワード2020」でゴールド賞を受賞したメロンパンがいちご味になりました。

その他にも見どころがたくさん

ここでは紹介しきれないほど、まだまだ魅力がいっぱいです。入館について詳しくは下記でご確認ください。

入館方法

  • チケットの購入方法
    予約システムから日時指定の入館予約を受け付けています。
  • 予約受け付け
    来館希望日の2カ月前~2週間前までの申し込みで抽選を行います。
    抽選結果は来館希望日の2週間前の16時にメールで通知します。
    (注)詳しくは魔法の文学館公式ホームページをご覧ください。
  • 開館時間
    9時30分~17時30分(最終入場16時30分)
  • 休館日
    火曜日・年末年始
  • 入館料
  • 区分

    金額

    一般(15歳以上)

    500円〈700円〉

    こども(4歳〜中学生)

    200円〈300円〉

    (注)〈〉内は区在住・在勤・在学以外の方。3歳以下の方は無料。

アクセス

11月3日(金曜日・祝日)から「南葛西第二小学校前」のバス停名称が「魔法の文学館入口」に変わります。

  • 東京メトロ東西線「葛西駅」から
    都営バス「葛西21」にて約10分「魔法の文学館入口」下車、徒歩5分
    都営バス「葛西24」にて約10分「なぎさニュータウン」下車、徒歩5分
  • JR京葉線「葛西臨海公園駅」から
    都営バス「葛西21」にて約10分「魔法の文学館入口」下車、徒歩5分

総合レクリエーション公園内を走るパノラマシャトルで魔法の文学館まで行くことができます。詳しくは区ホームページをご覧ください。

オリジナルラッピングバスが運行中!

角野栄子さんの8つの著作をモチーフに、東京コミュニケーションアート専門学校の学生がデザインしたラッピングバスが運行しています。

問い合わせ

魔法の文学館 電話03-6661-3911=9時30分~17時30分(火曜日・年末年始を除く)

【所在地】南葛西7丁目3番1号(なぎさ公園内)

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

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