更新日:2023年5月15日
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日差しが暖かいこの季節、晴れた日には外に出て公園へ遊びに行きませんか。区内の公園面積は23区で最大を誇ります。今回は四つの公園をピックアップし、利用者の方へのインタビューと共に紹介します。
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江戸川区緑化運動PRマスコットキャラクター「江戸ッキー」
崇弘さん
グラグラ動くうんていを渡りきるのが目標!
大竹利奈さん
都営新宿線篠崎駅から徒歩5分、開放感のある園内には地域の声を取り入れてサクランボなどの実のなる木が植えられています。一番の特徴はシンプルで個性的な遊具の数々。小さなお子さんでも遊べるのが良いところです。近所にお住まいで、娘さん・お孫さんとよく利用しているという石黒 美千子(いしぐろ みちこ)さんは「子どもが大きくなるにつれて使える遊具が増えると、見ているこっちまでうれしくなります」と話します。テーブル付きのベンチで、お子さんを見守りながら憩いませんか。
こんなところまで登れたよ!
珠杏ちゃん
まだ真っすぐこぐのは難しいけど、前に進んでいくのが楽しい!
白石脩さん(手前)と川俣悠星さん(奥)
遊具は端から端までつながっているよ!
涼帆さん
区内にはまだまだいろんな公園があるッキー
現在放送中の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎博士。94年の生涯を通して植物分類学の研究に打ち込み、新種や新品種など1500種類以上の植物を命名した、日本の植物分類学の父といわれています。
牧野 富太郎(まきの とみたろう)
文久2(1862)年~昭和32(1957)年
高知県生まれ。自らを「草木の精かもしれない」と疑うほど、植物分類学に没頭した。昭和28(1953)年東京都名誉都民。昭和32(1957)年、没後従三位勲二等旭日重光章および文化勲章受章。
高知県立牧野植物園提供
そんな牧野博士が江戸川区とつながりがあることをご存じですか。明治23(1890)年5月、植物採集のために小岩村伊予田(現在の北小岩4丁目先)を訪れていた牧野博士。江戸川河川敷にある池の水面に見慣れない水草を発見しました。その水草は世界的にみても発見例が少なく、日本では初めて確認されたものだと分かり、博士は水草の形がムジナ(タヌキの別名)の尻尾に似ているという理由から“ムジナモ”と名付けたそうです。
北小岩4丁目先、小岩菖蒲園にある「ムジナモ発見の地」の記念碑。
6月3日(土曜日)~18日(日曜日)の期間で小岩菖蒲園まつりが開催され、花菖蒲が見頃を迎えます。
ムジナモはミジンコなどを食べる食虫植物で、根は無く水面に漂っています。花は夏の正午ごろのわずか2~3時間しか咲かないため、めったに見られない幻の花といわれています。博士が描いたムジナモの花の精密な植物図が世界的な分類学書に転載されたことで「牧野富太郎」の名を世界に知らしめることになりました。
ムジナモは現在、絶滅の危機にひんしており、区内では江戸川ムジナモ保存会による保護活動が行われています。
ムジナモとムジナモの花(えどがわエコセンター提供)
植物図(高知県立牧野植物園提供)
連続テレビ小説「らんまん」
(NHK総合 月曜日~土曜日 午前8時~8時15分ほか)
高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ―
そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。
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