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2100年の江戸川区(共生社会ビジョン)

2100年の江戸川区(共生社会ビジョン)紹介動画

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ビジョンの実現のために

江戸川区のみんなで考える2100年の姿

いまから2100年にかけて、江戸川区の人口や、区のお金、職員数は大きく減り3分の2程度になると予想されています。

このままなにもせず、ただなりゆきにまかせていると、2100年には公園は手入れされないままで、安心して遊ぶことができない場所に。ごみの収集もスムーズにはできなくなり、花火大会やおまつりも、いまと同じようにはできなくなってしまうかもしれません。

しかし、たとえ人口が減り、区のお金がすくなくなったとしても、ここに住むわたしたち一人ひとりの行動を積み重ねればそれが大きな力となって、未来を変えることだってできるのではないでしょうか。

これは、「協力しあうことなく2100年をむかえる江戸川区」と「ともに力をあわせて2100年をむかえる江戸川区」の2つの世界にそれぞれ生まれた、とある赤ちゃんのものがたり。

第1章 いまから、わたしたちから。〜2100年の江戸川区〜

ものがたりを読む

第2章 みんなで考えた江戸川区の“これから”

第3章 ⽬指す未来「ともに⽣きるまち」

これからの江戸川区のことを真剣に考えてみなさんが出してくれた、たくさんのアイデア。
どのアイデアにも、「いまから、わたしたちから、始めなくちゃ」という思いを感じることができます。
わたしたちが目指しているのは、一人ひとりの個性を大切にしながら、みんながずっと住みつづけたいと思える「だれもが安心して自分らしく暮らせるまち」です。
そのためにいま、わたしたちが努力をしないと、未来の人たちが暮らしにくいまちになってしまうかもしれません。
中には、がまんしなければいけないこともあるでしょう。
手ばなさなければならないものもあるかもしれません。
これまで区役所が行ってきた区民サービスの内容ややり方も、区内にたくさんある施設の数や大きさも、見直しが必要になります。
でも、これまで以上に人や地域、行政などが、その結びつきを強いものにしながら暮らしていけば、わたしたちが目指す「ともに生きるまち」はきっとかなうはず。
「昔の人たちも、がんばっていたんだね!」と言ってもらえるよう、みんなで「ともに生きるまち」をつくっていきましょう。

「2100年の江戸川区」ができるまで~みんなのえどがわ大会議~

2021年4月~5月

区民からの意見募集

区が目指す2100年の「明るい未来」について、広く意見募集を行いました。「広報えどがわ」(2021年4月15日号)や、区ホームページなどを通じて、区内外からたくさんの方々にご応募いただき、計7,904件のご意見をいただきました。

  • 募集期間:2021年4月15日から5月25日
  • 応募件数:7,904件
    【内訳】
    郵送:6,540件(小中学校46校からの応募を含む)
    応募フォーム:315件
    区職員:1,049件


【画像】広報えどがわ(2021年4月15日号)の特集表紙

みなさんからいただいたご意見は、AI(人工知能)を活用して文字起こしを行い、その中でよく使われている言葉を抽出しました。特に、「自然」「子ども」「緑」「豊か」「安心」「暮らせる」「増える」「住む」「あふれる」「多い」「住みやすい」「明るい」などの言葉が多く使われていました。


【画像】いただいたご意見の中でよく使われている言葉
(注)青色:名詞、赤色:動詞、緑色:形容詞

2021年6月

オンラインミーティング

区民のみなさんから「2100年の目指す姿」と、その実現のための「アイデア」について直接ご意見をいただくため、オンラインミーティングを開催しました。みなさんの想いがこめられた貴重なご意見をたくさんいただきました。

  • 実施日:2021年6月15日、17日、18日
  • 参加者:3日間・計28名


【写真】オンラインミーティングの様子

2021年7月~10月

ワークショップ

防災やまちづくり、福祉、子育て、教育、地域振興・産業振興など、テーマごとに「2100年の目指す姿」と、その実現のための「アイデア」について話しあいを行うため、ワークショップを実施しました。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令中のため書面での開催となってしまいましたが、理想の未来についてご意見や、具体的な施策のアイデアなど、熱のこもったたくさんのご意見をいただきました。

  • 実施期間:2021年7月から10月
  • 参加者:延べ486名(区が実施する事業に関係する方々、区議会議員など)
  • 実施方法:書面開催(テーマ別に全11回実施)

2022年4月~5月

ビジョン(素案)に対する意見募集

ビジョン(「2100年の江戸川区」、「2030年の江戸川区」)の素案を作成し、意見募集を行いました。『広報えどがわ』(2022年4月1日特別号)や、区のホームページなどを通じて、たくさんの方々にご意見をいただきました。

  • 募集期間:2022年4月1日~5月9日
  • 応募件数:423件
    【内訳】郵送 75件、区ホームページ 348件

2022年7月

ビジョン(最終案)に対する意見募集(パブリック・コメント)

ビジョン(「2100年の江戸川区」、「2030年の江戸川区」)の最終案について、意見募集(パブリック・コメント)を行いました。いただいたご意見は、区の考えと併せて区のホームページにて公表しました。また、区の施設にて来庁者にアンケートを行い、170名の方に回答いただきました。

  • 募集期間:2022年7月1日~7月14日
  • 応募件数:2100年の江戸川区 348件、2030年の江戸川区 8件

えどがわ未来カンファレンス

江戸川区は、各界で活やくするみなさんと区の共生社会の実現に向けて話しあうため、2020年、「えどがわ未来カンファレンス(通称:えどカン)」を立ち上げました。計8回の会議を開催し、江戸川区の目指す未来やそのための取り組みについて、18名の委員のみなさんと議論を重ねてきました。

ともに生きるまちを目指す条例(前文)

ともに生きる。私たちは、一人ひとりを尊重し、誰もが安心して暮らせるまちを目指します。

人とともに生きる。
このまちには、0歳から100歳以上の人まで様々な年齢の人たちが暮らしています。その中には、障害のある人や外国籍の人などもいます。一人ひとりの「ちがい」が尊重されることが、まちづくりの源なのだと、私たちは考えます。

社会とともに生きる。
このまちでは、一人ひとりの立場や置かれている状況がちがう人々が集い、学び、働き、遊び、活動しています。ともに力を合わせることが大切なのだと、私たちは考えます。

経済とともに生きる。
このまちで活動する事業者は、大切な区民の一人です。地域に力を与えてくれる存在なのだと、私たちは考えます。

環境とともに生きる。
海抜ゼロメートル地帯であるがゆえの災害の危険性を受け入れ、大規模な水害や巨大地震などが起きても誰一人取り残さないことが大切なのだと、私たちは考えます。

未来とともに生きる。
世界中の人々が、より良い未来を創るために活動を始めています。それらを学びながら先頭に立って走り続けたいと、私たちは考えます。

今日生まれた子どもたちが2100年になって生活しているこのまちを、夢と希望に満ちあふれたものにしたい。私たちはその実現に向けて全力を尽くすことをここに誓い、2021年、この条例を制定します。

ご自身なりの「ともに⽣きる」~あとがきにかえて~

ともに生きるまち(共生社会)。これが、江戸川区が目指すまちの姿です。

このビジョンの中には、5つの「ともに生きるまち」の姿を描きました。しかし、5つが全てではないと、私は考えています。みなさん一人ひとりの中に、ご自身なりの「ともに生きる」があるのではないでしょうか。

私が思う6つ目は、「自分とともに生きる」です。

人には、元気なときもあれば、病気やけがのときもあります。幸せな気分のときもあれば、落ち込むときもあります。しかし、どんなときでも、ありのままの自分の姿を受け入れて、自分らしく生きていくことができるまちは、みんなが暮らしやすい、すてきなまちになるのではないでしょうか。

あなたなら、どう考えますか?ぜひこれからもいっしょに、自分にとって安心して暮らせる江戸川区をつくっていきましょう。

江戸川区長 斉藤猛


このビジョンは、作って終わりではありません。この先も、目指す未来のために、時代の流れや区民のみなさんの意見に応じて変えるべき部分は変えながら、より良いビジョンにしていきます。

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