緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2022年4月1日

ページID:30379

ここから本文です。

みんなのえどがわ大会議【ワークショップ編】

区民の皆さんから、「2100年の江戸川区の目指すべき姿」についてのご意見を直接いただくため、ワークショップを開催しました。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令期間中のため書面での開催となってしまいましたが、参加者の皆さんの想いがこめられた貴重なご意見をたくさんいただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

参加者

延べ486名(区が実施する事業に関係する団体等からの参加者、区議会議員)

実施期間

令和3年7月~10月

実施方法

書面開催(全11回)

参加者の皆さんからの声

書面開催ではありましたが、参加者(関係団体、区議会議員)の皆さんから、2100年の江戸川区の明るい未来や、それを実現するためのアイデアなどについて、たくさんの声をいただきました。以下にその一部をご紹介します。

第1回【テーマ:共生社会・施設整備】

  • 住む人も共生社会の一翼を担っているという意識が浸透する。
  • 「時代は変わる」から、皆で「時代を変える」へ。
  • 小中学生がSDGs17項目を探求的・体験的に学習する機会を設け、児童・生徒が“江戸川区が目指すべき未来”を提案する。
  • 新庁舎には区民交流スペースや広場を配置し、「協働・交流」の拠点とする。そしてグリーンロードを中心に船堀地区全体を活気づかせる。
  • 2100年には、労働時間の短縮により文化、芸術、スポーツ、学びなど、豊かな区民のくらしを実現できるような施設の充実を目指す。そのために、公共施設のあり方について、区民からアイデアを募集し、長期的な計画を持つことが重要となる。子どもたちの人間力を育む施設を重視し、どのような施設が必要かを考える必要がある。

第2回【テーマ:防災】

  • 町会内での信頼と絆を大切にしてきたが、いつの時代でもこの2つを忘れずに守っていけば80年先の地域活動も安心である。
  • 2100年に中心になる世代の防災教育の強化として、保育園、幼稚園、小中学校での防災教育を徹底する。授業の一環で、災害時の行動について討論会を開催するのも効果的である。
  • 避難所運営においては女性や子どもの視点を重視する必要がある。障害者や高齢者など、要支援者の立場に立った取り組みを推進すべきである。
  • 子どもたちの「生きる力」「地域を知る力」を育み、次世代のリーダーとして主体的に判断・行動できる人材を育成させる「手段」として、防災に関する教育が、様々な学習機会において取り入れられている。
  • 町会単位や近所の方の普段からのコミュニケーションが大事になる。困ったときはお互いに協力するという信頼関係を醸成することが必要である。

第3回【テーマ:区の職員・各種相談事業】

  • 人口が減り、区の職員も減るならば、小さな行政の実現を目指す。優先順位により行政が担当しなければならないことに集中する。
  • 各種相談(区民・法律・外国人・税務)について、AI等を含むデジタル化により、「来所しなくてよい区役所」となる。問合せは、コールセンターを一元化したうえ、具体的な各種申請業務をAIが対応し、その他相談業務は職員が対応する。なお、インターネット環境が整わない、来所困難な区民に対しては、貸与したタブレットを用いて各種相談をしてもらう。
  • 相談業務はAIが対応し、区民自ら検索し、自己解決できる体制が整っている。
  • 納税手続きについて、将来的にAIやマイナンバーカード等を活用したオンライン化により人件費を抑制しながら、いつでも誰でも簡単に行うことができるようになる。一方で、納税に関する情報等については、子どもに対しては小中学校の授業の一環として教育し、大人に対しては広報えどがわや区民ニュース、SNSを活用し誰もが学びやすい環境を整備することで、身近な手続きとして意識づけできるよう情報発信していく。
  • 身近なところから男女の参加比率が平等になることを当たり前にする。

第4回【テーマ:環境】

  • 幼少期から絵本などを用いてごみの分別方法やその必要性について教育する。
  • 次世代を担う子どもたちにより良い環境を創造するための責任感を醸成させるため、観賞用の草花の栽培に加え、野菜等の栽培、収穫、加工、販売を体験する機会の提供を行う。
  • 庁舎・学校・企業等大型施設は、低コストで発電性能の良い太陽光パネルを利用し、再生可能エネルギー発電による電力調達100%を推進する。
  • 区がイニシアチブをとり、地域住民が誇りと愛着をもって公園の利活用を行えるような活動の支援を行う。
  • 区民に支えられている歴史ある「環境をよくする運動」のさらなる発展のため、区、地域そして民間企業が三位一体となった取組みを推進する。
  • 公園を地域活動の拠点とし、企業との連携を行いながら、近隣教育機関に体験型の学びの場として活用する。

第5回【テーマ:まちづくり】

  • スマートシティ・コンパクトシティの実現により移動が円滑に行われ、良好な住宅市街地が形成されている。
  • 環境負荷が少なく誰もが暮らしやすい交通環境、歩行環境が形成されている。
  • みどりの空間の確保や農地の確保による、地産地消を目指した江戸川区の個性を活かしたまちづくりが行われている。
  • ライフラインが耐震化され、被災しにくい道路整備がされることで、緊急物資輸送ルートの耐震性が確保された都市を実現する。
  • 国や都との連携を強化し、高台まちづくりや都県橋整備を遅滞なく進め、本区の活力、防災力を強化する。
  • 技術向上や人口減少により、全ての道路を車の通行の目的として維持する必要がなくなる。用途を変更した道路は歩行者等にやさしい緑道や公園として活用する。
  • 落葉が少ない樹種選定など地域住民の声を活かした街づくりを。みどり豊かな住環境がステイタスとなることを目指す。

第6回【テーマ:地域振興・産業振興】

  • 地域の象徴としての魅力的な地域まつりを開催する。
  • 世代を超えた交流の促進による、持続可能な“まちづくり”を実現させる。
  • 地域・民間・行政が一丸となった“まちづくり”を実現させる。
  • 災害時に逃げないで済むような、あるいは他から逃げてこられるような区を目指せば、現存の中小企業も住民も出て行く必要はないと思う。
  • 通信技術の進歩により、世界中の人々が江戸川区の技術や製品に触れ合う機会をもち、いつでも商談や取引ができる環境が整っている未来を目指す。そのために販路開拓のための通信技術の導入支援を行う。

第7回【テーマ:福祉】

  • 様々な方が集まる共生社会型に適した複合施設の開設を行う。
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)推進により、医療現場と家庭内での情報共有を速やかに行い様々な問題や症状に迅速な対応ができるようになる。また、区民もアクセスできるネットワーク構築により、迅速に情報を得られるようになる。
  • 熟年相談室、なごみの家、児童相談所のアウトリーチ機能をさらに充実し、町会・自治会との連携も深め見守りが必要な方々へのフォロー体制を整える。
  • 就労の機会を増やすことにより、生きがいと社会貢献につなげ元気な高齢者の活躍の場を提供する。
  • 若年期から疾患等への理解や弱者を思いやる気持ちを養う道徳的教育を手厚くし、人間性を豊かにする取り組みを行う。

第8回【テーマ:子育て】

  • 将来的に家庭環境がより多様化するため、貧困・虐待家庭等への食の支援の継続に加え、一般家庭へも支援すべきである。また、官民が協力して支えあえる居場所を作るべきである。
  • 保育ニーズの多様化や少子化により、幼稚園・保育園はそれぞれの利用目的(保育・教育)に問わずに活用できることが望まれていく。身近な子育て拠点としての機能強化を図るなど、幼稚園・保育園がそれぞれの機能を兼ね備えていくことが必要である。
  • 障害児の育成室卒業後の小学校との接続・連携および、小学校での一人ひとりに合わせた学びの充実、見守り制度を確立すべきである。
  • 子育ての孤立化が進む中、保育施設が希望ある子育てができる環境となるよう、人材確保・育成や環境整備を行う。
  • 虐待の実態や兆候、子どもの権利条例の周知を進めるなどして虐待に対する啓発を行うべきである。また、地域や社会で子育てを支援・子どもを守るような取り組みを進めるべきである。

第9回【テーマ:健康】

  • 治療や介護が必要になる前の早い段階での予防を充実させて、高齢者の健康格差を少なくすることが重要である。
  • ITやAIが発展しても、対面で直接触れ合える環境は未来にも残していきたい。
  • ITシステムの構築により区は早く衛生管理が確認でき、感染症等の予防対策につながる。
  • メンタルヘルス及び精神疾患・精神障害が誰にとっても身近であたりまえの存在となり、相談できる場所や居場所などの支援が充実する。
  • 対面での支援と共に、SNSを活用した相談体制の整備を進める。

第10回【テーマ:教育】

  • 子どもが様々な情報を受け止め、主体的に考え、価値を創造していくための環境整備を行う。
  • 子どもの個性を伸ばすために、江戸川区では日常では触れられない学びの機会を提供する(農村体験宿泊など)。
  • 世界中の専門家と繋がり、児童・生徒の興味・関心を引き出すことができる授業プランを実施する。
  • 各校の特色づくりとその学校を選択できる仕組みをつくる。
  • 文化財についてSNS・AIを活用した区民参加型の企画・展示・ワークショップを行い、伝統文化に触れる機会を増やす。
  • 誰一人取り残すことなく多様な児童・生徒に対応するため、各分野のスペシャリストを活用する。
  • 企業や外国とも連携して、子どもの関心に応じた学びができる環境整備を行う。

第11回【テーマ:文化・スポーツ】

  • 高齢化が進む社会において、高齢者の社会参加・社会貢献意識の向上やフレイル予防、行政サービスのコスト削減の面からも、ボランティア活動の活性化に取り組む意義は大きい。
  • スポーツ施設の増設・改築にあたっては、障害者の視点を大事にする。
  • 文化は有形・無形、無限である。多くの方が参加でき、楽しむ・楽しめることが何よりも大事である。
  • 江戸川区は「本が好き」というパブリックイメージを持たせる。本好き・読書好き・図書館好きの区民が読書体験を通し、広い見識を持ち、正しい情報を見極め、未来に繋げていく。

このページに関するお問い合わせ

このページは経営企画部企画課が担当しています。

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース