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更新日:2022年7月5日
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国土交通省では、一定規模の大雨による洪水を安全に流下させることができるよう、堤防の整備、河道の掘削等を行っています。
しかしながら、近年の異常気象により、計画を上回る洪水(超過洪水)が発生する可能性は常に存在しており、超過洪水により堤防の決壊にいたる危険性が指摘されています。
大都市地域を流れる江戸川・荒川のような大河川では、ひとたび決壊すれば流域に甚大な被害が生じることから、東京・大阪などの5水系6河川(利根川水系利根川・江戸川、荒川、多摩川、淀川、大和川)で、計画規模を超える洪水に耐えられるスーパー堤防を計画・整備しています。
このスーパー堤防は、地域のまちづくり等と一体となって整備が進められており、スーパー堤防と沿川地域を一体的に整備することにより、河川と一体となった新しい空間が形成され、うるおいのあるアメニティ豊かなまちづくりを進めることができます。
現在の堤防の高さの30倍程度の幅をゆるやかに盛土し、どんな洪水が発生しても壊れることのない幅の広い堤防です。
水があふれてくると、堤防が除々に削られ、こわれる恐れがある。
水があふれてきても、斜面を緩やかに流れるため、こわれない。
しみこんだ水が弱いところから噴出し、壊れる恐れがある。
しみこんだ水により、壊れる恐れがない。
地盤の弱いところは、大きな被害を受けることが予想される。
地盤の弱いところは、地盤を改良するため、地震に強くなる。
本区内では、関東大震災級の地震が発生した場合、液状化が起こる可能性が高い地区が江戸川沿い等で予測されています。
阪神・淡路大震災では、基礎地盤の液状化が堤防崩壊の大きな要因の一つとなっており、東京直下型地震が懸念される中、大地震でも壊れない、より強固なスーパー堤防を整備する必要があります。
東京都土木技術支援・人材育成センターの「東京の液状化予測」によれば、本区のほとんどが「液状化の可能性が高い地域」「液状化の可能性がある地域」に分類されています。
東京都土木技術支援・人材育成センター「東京の液状化予測」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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