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更新日:2022年1月31日

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これまでの水害

江戸川区では下表のとおり、数多くの水害を受けています。なかでも昭和22年9月のカスリーン台風による洪水では、利根川の決壊により、流域の多くが浸水し、多くの人命・財産を失った歴史があります。
近年においては幸い堤防の決壊や堤防を越えるような洪水被害は起きていませんが、大洪水に対して必ずしも十分安全とは言い切れず、万が一、江戸川の堤防が決壊した場合、江戸川区はもとより、首都圏全体で約530平方キロメートル、世帯数は約80万世帯、人口約232万人の被害が予想されています。人口・資産・情報・交通機能が集積した首都圏に与えるダメージは計り知れないものがあります。

図 カスリーン台風による浸水地域

これまでの水害
年月 風水害名(浸水原因) 浸水戸数 被災者数
明治43年8月 長雨(利根川・荒川決壊) 3,654戸 13,500人
大正6年10月 台風(高潮) 流出破損3,425棟 死者240人
昭和13年9月 台風(高潮) 23,000戸 1,000人以上
昭和22年9月 カスリーン台風(利根川決壊) 30,506戸 132,991人
昭和24年8月 キティ台風(高潮) 12,545戸 62,324人
昭和33年7月 台風第11号(内水氾濫) 6,599戸 28,312人
昭和33年9月 狩野川台風(内水氾濫) 41,683世帯 185,046人
昭和36年10月 台風第24号(内水氾濫) 23,844世帯 94,496人
昭和41年6月 台風第4号(内水氾濫) 4,064世帯 10,200人
昭和46年8月から9月 台風第23-25号(内水氾濫) 1,973世帯 約8,000人
昭和56年10月 台風第24号(内水氾濫) 10,289世帯 31,383人

近年の異常気象

近年の人口の増加や産業の発展に伴う化石燃料の大量消費など、人間の活動が気候に大きな影響を与えることが懸念されており、今日、地球温暖化をはじめとする気候変動は、集中豪雨や台風の多発生化などを起こしています。
最近では、平成25年8月に発生した秋田県・岩手県を中心に記録的な大雨が降り、平成27年9月関東・東北で記録的な大雨による鬼怒川の決壊、平成29年6月西日本を中心に発生した豪雨等の甚大な被害は記憶に新しいところです。

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このページは土木部計画調整課が担当しています。

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