更新日:2024年11月19日
ページID:7926
ここから本文です。
ペットの災害対策
目次
ペットとの同行避難のキホン
- 災害時、江戸川区は区立小・中学校などを一次避難所としており、すべての避難所でペット同行避難が可能です。
- 避難所に同行できるペットは、犬、猫、小動物(小鳥や小型げっ歯類など)です。
- 避難所にはペット用品の備蓄はありません。ペットフードと食器、キャリーケース・ケージ、トイレ用品などの防災用品を持参してください。
- 避難所ではペットの飼育場所が指定されます。避難所での飼育ルールを守りましょう。
- 無駄吠えしないことやキャリーケースに慣れさせるなど、日頃から、しつけ・トレーニングをしましょう。
ペットの防災手帳
- 江戸川区では、「災害への備え」と「避難所での生活」についてまとめたペットの防災手帳を作成しています。
- ご覧いただき、日頃からのペット防災対策にお役立てください。
災害に備えておきましょう
- 大地震などの災害が起こったら、まずは自分自身と家族の安全を確保しましょう。ペットの命を守るのは飼い主の皆様です。飼い主が無事でないとペットを守ることはできません。
- もし、避難が必要になった場合は、ペットと一緒に避難することになります。しかし、避難所では動物が苦手な人や動物アレルギーの人、他の動物などとの共同生活になります。
- 家族とペットが安全に避難し、避難所でペットが他の避難者の方から受け入れられやすくなるよう、災害に備え、日頃から事前に準備をしておきましょう。
避難所でのペットとの同行避難と飼育について
1.避難の時はペットも同行避難しましょう
- 避難しなくてはならない場合は、ペットと離れ離れにならないようキャリーケースなどの運搬具に入れて同行避難してください。
- ペットは世話をしてくれる人がいないと生きていけません。災害時にペットを置き去りにしたり、むやみに放したりしないでください。後で連れに戻ろうとして二次災害に遭ったり、まちに放たれたペットが人に被害をおよぼすことがあります。
2.防災用品など必要な品物を避難所に持参しましょう
避難のときに必要!ペットの防災用品
- ペットフード、水(最低5日分、できれば7日分以上)
- キャリーケースなどの運搬具(キャリーケースは避難所でペットのハウスになります)
- トイレ用品(ペットシーツや猫砂、フン取り袋、新聞紙、ウエットティッシュなど)
- 首輪(胴輪)、リード、ハーネスなど
- 迷子札(犬の場合は鑑札と注射済票)
- 食器(水・フード用)
- 持病用の内服や外用薬、ノミ、ダニ、フィラリアなどの各種予防薬
- 健康記録やペット手帳(鑑札やマイクロチップ番号を控えたもの、ワクチン接種や既往症の記録)
- ペットの写真(飼い主さんと一緒に写っているもの)
- ペットの愛用品(オモチャや敷物など)
- その他(タオル類、ポリ袋、ガムテープなど)
3.ペットは避難所内の指定の場所へ。居室には持ち込めません
避難所の中のペットの居場所
- 避難所には動物の好きな人だけでなく、動物が嫌い・苦手な人やアレルギーを持った人などがいます。不安感や不快感を与えないように注意し、動物が受け入れられやすい環境づくりを心掛けましょう。原則として、避難者が生活するスペースとペットの飼育スペースは完全に分けられています。ペットはキャリーケースに入れたり、繋ぎとめます。
- 避難所に同行できるペットは犬、猫、その他小動物(小鳥や小型げっ歯類など)です。それ以外のペットを飼育されている方は、一時的に預かってもらえる先を探しておきましょう。
4.ペットに付き添うのはご家族1名まで
- 災害時は、たくさんのペットが避難してきます。ペットに付き添うのはご家族1名までです。鳴き続けてしまうような場合はそばに行き落ち着かせましょう。
5.避難所内で飼主のグループを作り自己管理を行います
避難所でのペットの管理はグループで!
-
給餌や排泄物処理など避難所でのペットの世話は飼い主自身が行います。(避難所でのペットの排泄物はビニール袋に入れ、可燃ごみとして処理します。)
-
飼育環境を清潔に保つようにしましょう。人と同じく、動物も不安やストレスが溜まります。いつも以上に体調に気を配ってあげましょう。
-
避難所に集まった飼い主同士でグループを作り、協力し合うことが大切です。日頃から近所の方や他の飼い主とコミュニケーションを取り、いざというとき協力し合える環境を作っておきましょう。
いざという時に備えた日頃からの心がけを!
1.身元表示
- 突然の災害でペットが驚いて逃げてしまったり、飼い主が不在の時に災害が発生したりして、ペットと離れ離れになってしまった場合に備え、飼い主の特定ができる迷子札(犬の場合は鑑札と狂犬病予防注射済票)を着けておきましょう。
- マイクロチップを挿入すると半永久的に個体識別が可能となります。マイクロチップを既に装着している場合は、最新の飼い主情報になっているか確認しておきましょう。
2.健康管理
- 普段から体を清潔に保ち、定期的にノミやダニなどの駆除、狂犬病予防注射、その他ワクチン接種を行いましょう。
- 不妊去勢手術を受けていれば、避難所で他の動物とのトラブルも軽減できます。
3.しつけ
- いざというときに飼い主がペットをコントロールできるよう、基本的なしつけをしておきましょう。緊急時に迅速に避難でき、避難所でのトラブルを避けることができます。
- ペットは、避難所での大半の時間をキャリーケースやケージの中で過ごすことになります。日頃からキャリーケースなどに慣れさせておきましょう。
- また、避難所では見知らぬ環境や人に囲まれ、ストレスから思わぬ行動をすることもあります。狭いケージでもストレスをあまり感じずに生活できるよう、普段から家族以外の人や動物に触れあう社会化トレーニングをしておくことも大切です。
避難所でのペット飼育ルールを守り、すべての避難者が安心して生活できるように努めましょう。
災害あなたとペットは大丈夫?(環境省YouTube)
環境省が災害時のペット同行避難について、動画を作成しています。ぜひご覧ください。
参考資料
問い合わせ先
江戸川保健所生活衛生課動物管理係(東小岩3丁目23番3号小岩健康サポートセンター内2階)
電話番号:03-3658-3177(内線31から33)