更新日:2024年5月28日
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飼い主の方やこれからペットを飼う方へ
ペットは私たちの生活に、癒しを与えてくれます。しかし、まちがった飼い方をしてしまうと、ストレスや周囲とのトラブルの原因になることもあります。動物の習性を理解し、適正に飼育できるよう心がけましょう。
動物を飼う前に・・・
動物を飼うのに愛情はもちろん必要ですが、「かわいい」という気持ちだけでは動物を飼えません。他人には絶対に迷惑をかけない、苦情が出ないようにきちんとしつける・対処するのは飼い主として最も重要な責任です。
飼い始める前に家族で以下のことを充分に話し合いましょう。
- 自宅は動物を飼うことのできる環境ですか?
家族の賛成が得られますか。アレルギーや動物嫌いの人がいませんか。 - 自宅が集合住宅の場合、飼っても良い住宅ですか?
【東京都保健医療局】集合住宅における動物飼養モデル規定
【環境省】住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン - 経済的な余裕がありますか?
かかるお金は食費だけではありません。予防注射や病気の治療費、不妊去勢手術の費用はありますか。 - 時間的な余裕がありますか?
動物によっては散歩が必要だったり、ブラッシングや入浴など手入れ(グルーミング)が必要です。また散歩や遊んであげる時間も必要です。 - 終生愛情を持って飼えますか?
動物は種類によって数十年生きるものもあります。その間、生活環境や家族構成の変化があっても、ずっと暮らせる覚悟がありますか?「飼えなくなったから…」と野外にペットを放棄したりすることは、法律で禁止されており、厳罰に処せられます。
長命なペットの例カメ:20~30年、オウム・インコ:30~50年 - 不妊去勢手術について
子犬や子猫のもらい手を探すのは、とても大変なことです。繁殖のために飼った場合は別として、不幸な子犬や子猫をつくらないために、不妊去勢手術をしてください。 - きちんとしつけられますか?
保健所には、ペットについての苦情が後を絶ちません。苦情内容として鳴き声、におい、抜け毛、排泄物などの相談が多いですが、もちろん、それだけではありません。あなたにとって大切なペットでも、すべての人が彼らに好意をもつわけではないことも事実です。飼い主は「うちには犬(猫)がいるから当然」と思っていることでも、近所の人はそれを迷惑に感じているかもしれません。また、ペットショップで売られているものには、犬・猫のようにしつけに対応できる動物ばかりではありません。
飼い主の方へ・・・
以下のことに気をつけ、ペットの適正な飼育を心がけましょう。
- 動物の習性を十分に理解し、健康状態や安全を保つよう正しく飼いましょう。
- 動物が人や財産に危害を加えたり、迷惑を及ぼすことがないように努めましょう。
- 動物が逃げ出したり迷子にならないように、必要な対策をとりましょう。
- 飼っている動物が増えすぎて管理できなくならないよう、不妊去勢手術をしましょう。
- 自分の所有する動物であることがわかるように、首輪や迷子札等はつけましょう。
注意
動物の種類によっては、法律で飼育の制限があるもの(特定動物)があります。また、野生動物を飼育することは原則禁止されています。詳細については保健所にお問合せください。
シニア世代の皆様へ・・・
犬や猫は15年以上生きます。今から将来に備えておきましょう。
ペットの適正飼育に関する動画
ペットの適正飼育について、東京都が動画を作成しておりますので、ぜひご覧ください。
環境省啓発チラシ
問合せ先
江戸川保健所生活衛生課動物管理係(東小岩3丁目23番3号小岩健康サポートセンター内2階)
電話番号:03-3658-3177(内線31-33)