緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2024年3月1日

ページID:32632

ここから本文です。

寒い季節「ヒートショック」にご用心!

冬季に多発する熟年者の入浴中の事故に、ご注意ください!
~自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています~

厚生労働省の人口動態調査によると、熟年者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数は高い水準で推移しており、近年では「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。(注1)
寒い季節は、急な温度変化でヒートショックが起こりやすくなります。この機会に、安全に入浴するためのポイントを確認しヒートショックを予防しましょう。

ヒートショックとは?

急激な温度変化により、血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳出血・脳梗塞などの血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。暖かい部屋から寒いトイレや浴室に移動すると、からだが温度変化にさらされ血圧が変動することで、ヒートショックを起こし、入浴中の溺死や急死につながることがあります。

熟年者や高血圧・糖尿病などの持病がある方は要注意

熟年者

元気な方でも、身体機能の低下により、体温や血圧の変動が起こりやすいです。

高血圧の方

血圧の急激な変動による低血圧が起きやすく、意識を失う可能性があります。

糖尿病、脂質異常症の方

動脈硬化が起こっていることがあるため、血圧の変化に気をつける必要があります。

ヒートショックを防止するためのポイント

血圧が大きく変動しないように、室内や入浴時の温度差をなるべく少なくすることが大切です。

  • 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
  • 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
  • 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
  • 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
  • 入浴前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。

(注2)
出典元:注1、注2【消費者庁ウェブサイト】
冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!-自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています|消費者庁(caa.go.jp)別ウィンドウで開きます

参考情報サイト

問い合わせ

中央健康サポートセンター
電話:03-5661-2467

このページに関するお問い合わせ

このページは健康部健康サービス課が担当しています。

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース