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更新日:2025年2月4日

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令和7年 江戸川区二十歳を祝う会の様子

令和7年1月13日(月曜日・祝日)、二十歳を迎えた皆様の人生の節目を祝し、江戸川区二十歳を祝う会を開催しました。
7,192名を代表してお二人の方が二十歳の抱負を述べました。

二十歳の抱負

佐藤壮さん

本日は、私たちのためにこのような素晴らしい式典を準備してくださり、心より感謝申し上げます。また、多くの方々から温かいお祝いの言葉を頂戴し、二十歳代表して御礼申し上げます。

ここまでの私の人生を振り返ると、多くのことに挑戦してきた日々だったと感じます。スポーツではサッカーと野球。勉学では高校から新しいことを一から学びたいという思いから商業を学び始めました。

今振り返ると涙を流す程辛かった中学時代の野球の練習も、検定試験に向けて毎日電卓を叩いていた日常も私自身に忍耐力、継続力を身につけさせてくれた、かけがえのない経験であり、現在の私の土台となっています。

このたび、二十歳を祝う会を迎えるにあたり、皆さんにお伝えしたいことがあります。それは夢に関するお話です。私には夢があります。それは、放送作家として私の作った番組で多くの人に勇気や希望を届けることです。

高校生の頃、野球と勉強の両立に悩み、心が折れそうになった時期がありました。そのとき、私の心を救ってくれたのが、ラジオ番組「オールナイトニッポン」でした。

番組の出演者が日常をおもろしろおかしく話す様子を聞いていると、私自身が、日々の出来事を真剣に考えるがあまり余裕が無くなっていたこと、もっと楽観的な視点を持ち、毎日を楽しまなければいけないことを気づかせてくれました。

あの番組が私に「気づき」と「勇気」を与えてくれたように、今度は私が人を支える存在になりたい。私の作る番組を通じて、人々に希望を与え、夢を抱くきっかけを提供できれば、それが私の夢が叶った瞬間だと信じています。

現在、この目標に向かって行っている活動が2つあります。1つ目が配信アプリを通じて行っているラジオ配信です。これは、私の日常生活であったこと5分程度でまとめ、どう伝えたら聞いてくれる人に楽しさ・面白さを共有できるかを考え、配信しています。

2つ目はテレビ局でのアシスタントディレクターです。まだ、経験を積みはじめたばかりですが、場面場面に応じて、どのような工夫をすれば、より良い番組ができるかを考え、活動しております。

2つに共通して言えることは今現在私自身が目標に向かって出来る事は何か考え行動しているという事です。

今日、この「二十歳を祝う会」という節目の式典を迎える中で、皆さんにもぜひ「自分が本当にやりたいこと」を考えるきっかけにしていただきたいと思います。

もし、「自分には夢や目標がまだ見つからない」という方がいたら、こう考えるのはいかがでしょう。「私たちはまだ20歳です。これからいくらでも可能性を広げることができる。」「まだ何にでもなれる未来がある。」そう思えば、きっと夢に向かって一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。

また、その夢や目標を追いかけるにあたって、今の自分たちがあることについても考えてみてください。私たちが育った故郷、江戸川区の環境や地域の方々、今日この場に集う仲間や友人、ここまで導いてくださった先生方、そして私たちを愛情深く育ててくれた両親や家族の支えがあったからこそ、今の私たちがあります。まずは、一歩踏み出す前に、感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。

今、江戸川区の未来は私たちに託されています。私の好きな言葉に、「20代で汗を流さなければ、40代で涙を流す」というものがあります。この言葉の通り、私たちは今、多くのことに挑戦し、努力を重ねるべき時です。成功するか失敗するかではなく、失敗しても貴重な経験だったと捉え、前向きに取り組んでいきましょう。

明るい未来を、力を合わせて築いていきましょう。

結びに、これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、放送作家として多くの人が幸せな気持ちになれる番組制作を目指す事をここに誓い、私の二十歳の抱負と致します。

本日は、誠にありがとうございました。

令和7年1月13日

佐藤 壮

太田瑞葵さん

本日は二十歳を迎えた私たちのために、このような盛大な式典を開催してくださり、誠にありがとうございます。ご臨席の皆様をはじめ、会場にお集まりいただいた方々から、お祝いや激励の言葉をいただき、大変うれしく思います。

また、二十歳の代表としてご挨拶をさせていただくにあたり、改めて身の引き締まる思いであるとともに光栄に存じます。

水や緑にかこまれ、自然溢れた江戸川区。私たちはこの恵まれた環境で育ち、この日を迎えることができました。

この日を迎えることができたのは、共に支えあってきた友人、ご指導いただいた先生方、温かく見守ってくださった地域の方々、そしてなにより、多くの愛情でここまで育ててくれた両親や家族のおかげだと心から感謝しております。

「声を楽しむ」と書く、声楽を大学で学んでいた母の影響を受け、小さい頃から歌うことが大好きだった私は、当時最年少の小学校三年生の時に江戸川区少年少女合唱団へ入団しました。

私が小学校六年生の時には合唱団の創立三十周年を記念した海外演奏を経験させていただきましたが、異国の文化を知らない私にとって、本場ヨーロッパの音楽や歴史に触れる大変貴重な機会となりました。ハンガリーにある「アヴィラの聖テレサ教会」そして、オーストリアにある世界三大歌劇場のひとつ「ウィーン国立歌劇場」にて演奏会を行い、多くのお客様から温かい拍手をいただきました。

異なる文化や環境を肌で感じたこと、なにより音楽は国籍や文化が異なっても同じように感動を与えることができると、全身で感じることができたのは、私にとって大きな転機となりました。なぜなら、この海外演奏の経験を経て、私に声楽家になるという「夢」を与えてくれたからです。

しかし、中学校を卒業する2020年、新型コロナウイルスの流行をきっかけに自分自身が音楽に対してどのように向き合っていくか、音楽を楽しむだけでなく、演奏者として想いを伝えるという使命とは何かを、深く考えるようになりました。合唱団の団員でいられる最後の年度で団員代表を務めるなか、コロナ禍でもたくさんの方に音楽を届けたい、コロナ禍だからこそ世界中の人を音楽で勇気づけたいと常に考え、日々を過ごしていました。

合唱団を高校二年生で卒団した後も、お世話になった先生から声楽家を目指す身としてご指導賜り、音楽大学に進学しました。現在は江戸川区少年少女合唱団卒団生により結成された「合唱隊 群星」に所属し、小さい頃からの仲間と共に故郷江戸川区で合唱の素晴らしさを伝えながら、大学で声楽を学び、皆さんに勇気や感動を与えられる音楽家を目指しています。

将来は故郷である江戸川区に誰でも親しみやすい音楽の世界を広げることで、さらに豊かで活発な江戸川区にしたいという夢もあります。

そのためには、演奏する立場だけでなく周りの人に教える立場でも音楽に携わりたいと考えています。

今の私は声楽家の卵として歩みだしたにすぎませんが、音楽を通じて故郷である、ここ江戸川区から、世界中の方に向けて音楽の素晴らしさを伝えるため、一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。

結びに、これまで支えてくださった方へ感謝を忘れず、夢を叶えるために日々精進し、これから先、多くの人々に温かい音楽を届けていくことをここに誓い、私の二十歳の抱負とさせていただきます。本日は、誠にありがとうございました。

令和7年1月13日

太田 瑞葵

区民ニュース【令和7年2月1日公開】

令和7年1月13日、総合文化センターを会場に二十歳を迎えられた皆さんの門出を祝う「令和7年 江戸川区二十歳を祝う会」が行われました。

二十歳を迎え、笑顔と希望に満ち溢れた皆さんの様子をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

このページは文化共育部健全育成課が担当しています。

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