緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2022年1月31日

ページID:1076

ここから本文です。

1-3建てるときの基本である「建築基準法」という法律とは?

建物を建てる際には、様々な法令が関係してきます。その中で、建物及び敷地の安全や衛生を保ち、国民の生命、健康を守るために定められているのが「建築基準法」です。
「建築基準法」で規制している内容を、大きく2つに分けて説明します。

  • 健全な環境を確保するために(集団規定)
  • 建物の安全、衛生を確保するために(単体規定)

なお、建築基準法は、全国に適用される法律ですが、地域の実情や建物の用途、規模等により、細かい規制が必要になります。東京都では「東京都建築安全条例」が定められています。

みなさんの建物は、これらの法令等に適合したものでなくてはなりません。

健全な環境を確保するために(集団規定)

日照、通風を確保し、過密化を防止するために

建築基準法の制限
建ぺい率及び容積率制限
各種の高さ制限
壁面距離制限など

安全な街区形成を図るために

建築基準法の制限
道路位置の指定
道路内建築制限など

土地の合理的使用、環境を保護するために

建築基準法の制限
用途地域等の制限など

都市防災のために

建築基準法の制限
防火地域制限など

これらは、集団規定と呼ばれるもので、一定の地域地区を定め、それぞれの条件に合った建物になるよう、一様に制限をしている規定です。

建物の安全、衛生を確保するために(単体規定)

風や地震などに耐えられるために

建築基準法の制限
各種構造、構法、材料制限など

火災に対して安全性を高めるために

建築基準法の制限
耐火、防火性能の規定
防火区画の規定
内装材料の使用制限
危険物貯蔵等の制限など

その他の防災のために

建築基準法の制限
避雷針
工事現場の防災など

敷地内、室内の衛生確保のために

建築基準法の制限
排水、汚水処理
採光、換気、防湿など

これらは、単体規定と呼ばれているもので、個々の建物の用途、規模等により、必要な制限をしている規定です。

このページに関するお問い合わせ

このページは都市開発部建築指導課が担当しています。

トップページ > くらし・手続き > 住まい > 住まいづくりの手引き > 1.住まいの計画に際しての注意点は? > 1-3建てるときの基本である「建築基準法」という法律とは?

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース