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更新日:2022年1月26日

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2010年(平成22年)度第4回景観まちづくりワークショップ(2011年(平成23年)1月29日開催)

日時

平成23年1月29日(土曜日)午後1時30分~3時30分

場所

東部フレンドホール 集会室第4

参加者

計41名(区民、区職員、事務局)

プログラム

  1. 受付
  2. 開会(午後1時30分~)
    • 開会あいさつ
    • 本日の進め方について
  3. 景観シンポジウムのふり返り(午後1時40分~)
  4. 活動プランの具体化に向けて(午後1時55分~)
    • 区の支援制度・取組みについて
  5. 閉会(午後3時30分)

第4回ワークショップの内容

第4回は、昨年11月に開催された景観シンポジウムをふり返りながら、これまで各グループで検討を行ってきた10の活動プラン毎に概略を発表しました。その後、活動する際に活用可能な区の支援制度(アダプト制度など)や取組みの考え方について、土木部計画課長や環境促進事業団事務局長も参加して意見交換を行いました。

景観シンポジウムで発表後、新たに調査された内容も紹介されるなど、参加者の方々の今後の活動の意気込みが感じられました。

参加者の方々の活動への想いを今後の活動に活かしていくため、再度グループ毎に集まり、来年度の活動方針を検討することになりました。


当日の様子

Aグループ 水辺の景観まちづくり活動

【中川護岸の緑化】
緑の少ない中川左岸防潮堤テラスに花壇をつくり潤いのある水辺をつくります。2月19日のアダプト活動交流会で、水辺での活動について発表します。

<区の支援制度・取組み>
河川の占用は、原則、公的な機関に限定されてきましたが、社会実験などで最近は市民にも開放され始めています。川を管理している東京都と一緒に活動の輪を広げていくことが大切で、区としても協力していきたいと思います。

【身近な水路でのカヤック、カヌー】
遊休水面である身近な水路を水辺スポーツのメッカにして、生活に溶け込んだ水辺の新しい景観を創造します。

<区の支援制度・取組み>
水面は、自由に誰でも使える空間です。水辺のボランティアなど水際の環境を良くする活動やボート・カヌーで楽しまれています。川の特徴にマッチした活動の広がりにより、景観が良くなると思います。区民と区の協働によって、水辺の景観づくりに取り組んでいきたいと思います。

【河川護岸の美観向上を目指して】
コンクリートだけに覆われた冷たく人工的な護岸より、石作りを用いたものや緑化整備された護岸にして美しい風景をつくります。江戸川総合人生大学の卒業生の仲間で活動を進めています。

<区の支援制度・取組み>
河川護岸の緑化を考える際には、地域らしさにマッチした植物を選定することが大切だと思います。これまで河川は、治水が最優先されてきましたが、河川法の改正によって、「多自然型川づくり」というまちの中にとけ込む河川の考え方がもたれるようになり、現在では自然の復活を目指し、「多自然川づくり」という考え方になりました。よりよい水辺づくりを目指して、区民の方と一緒になって取り組んでいきたいと思います。

【妙見島を中心とした旧江戸川水辺のまちづくり拠点の提案】
蒸気船通運丸を復活させ、以前の特徴ある地域を再生します。ウォーキングラリーを計画して歴史の道を再確認します。

<区の支援制度・取組み>
妙見島は、整備が遅れている地区で、高潮対策の護岸もまだ完成していません。川沿いに武蔵野の路や新川があり、上流に新しい橋が架かり新しい景観が生まれたばかりで、今後、うるおいある環境づくりができるフィールドだと思います。区民と区の協働によって、水辺の景観づくりに取り組んでいきたいと思います。

【河川敷に音楽のある風景を作ろう】
ロックゲート付近で演奏会を開催し、楽しいことをしながらそこで仲間を増やし、人の集まる景観をつくります。

<区の支援制度・取組み>
会場として考えられている荒川ロックゲートは、国で管理しており、防災の拠点だけでなく、コミュニティの拠点となるよう「ロックゲートヒル」として、コンサートができるような階段状の護岸になっています。コンサートなど賑わう活動拠点づくりに協力していきたいと思います。

Bグループ 緑豊かなまちづくり活動

【アジサイ街道づくり】
何気ない道にアジサイを植え、花いっぱいの道路をつくります。

<区の支援制度・取組み>
江戸川区では、ボランティア立区を掲げており、まちかど、水辺、緑、公園のボランティアを募集しています。ボランティアに登録していただくことによって、担当課が活動を支援しています。現在6,000人の方が登録しています。中でも公園ボランティアは3,000人以上、緑のボランティアは2,000人近くいらっしゃいます。アジサイ街道づくりも緑のボランティアに登録していただいて、資材の提供などの支援をしていきたいと思います。

【鹿骨の風景を守る】
「鹿骨」の知名の由来や近年建立した神鹿像のこと、復活した祭礼のことなどの歴史・文化を広めます。

<区の支援制度・取組み>
シンポジウムで、農地の保存とまちの歴史について発表していただき、子どもたちも大変勉強になったと思います。農地の保全については、景観だけでなく産業振興の視点からも考えていかないといけないので、これからもいろいろな助言をいただき、考えていきたいと思います。

Cグループ 歴史の発掘・保全活動

【河原道の発掘と保全】
江戸時代から現存する道「河原道」の存在を広め、その保全を考えます。

<区の支援制度・取組み>
区では、歴史を後世に伝えていこうと道の名前の由来の案内板を設置しています。歴史を伝えていくことによって、地域の賑わいや活性化につながり、地域全体が盛りあがると思いますので、地域の人たちと一緒になって勉強していきたいと思います。

Dグループ 地域資源の再生・創出活動

【徒歩の駅ネットワーク構想】
区内にある多くの資源を活かすため、歴史・地域の良さを知りながら歩くことによって、活用方法を考える「徒歩の駅」です。

<区の支援制度・取組み>
提案のような既存の施設なども活用したネットワークは参考になります。歩いて楽しいまち、歩いて楽しい道を目指して、一緒になって考えていきたいと思います。

Eグループ 子どもと遊ぶ -そして大人も子どもにプロジェクト

【子どもと遊ぶプロジェクト】
大人も子どもも元気に駆け巡り遊ぶ「えどがわのもり」の実現を考える活動です。

<区の支援制度・取組み>
提案は「場所をつくる」「ひとをつくる」の2つのポイントがあると思います。「場所をつくる」ことについては、区では、公園をつくる際に、計画段階からアイデア検討会で地域の人たちと一緒に考えています。「ひとをつくる」ことについては、子どもの遊び場づくりをテーマとした公園ボランティアが活動している公園が現在2箇所あります。こうした活動を継続するには、行政だけではなく、地域の協力は必要で、提案の活動についても「場所をつくる」「ひとをつくる」をポイントに、一緒に考えていきたいと思います。

江戸川区のアダプト制度

区では、道路や公園、水辺など、身近な公共スペースを自分たちの財産として守り育てるため、区民の皆さんがアダプト制度に登録して自主的にボランティア活動を行っています。

アダプト制度の概要
アダプト制度 主な活動場所 支援内容
まちかどボランティア 区道や駅前広場、バス停など
  • バンダナの提供
  • アダプトサイン(看板)の設置
  • 用具、資材等の提供
  • 花・種の支給
  • 情報の提供
  • アダプト活動交流会の開催
など
緑のボランティア 区道の街路樹や緑道など
水辺のボランティア 江戸川、荒川などの河川
公園ボランティア 区立公園、児童遊園、親水緑道など

このページに関するお問い合わせ

このページは都市開発部都市計画課が担当しています。

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