更新日:2023年9月12日
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オレオレ詐欺や還付金詐欺などに注意!!
区内では、オレオレ詐欺や還付金詐欺などの被害が数多く発生しています。
怪しい電話やメールがあってもあわてることなく対応し、少しでも「何かおかしい?」と感じたら、すぐ警察に通報しましょう!
また、江戸川区消費者センターでは、消費生活に係る様々な問題の相談窓口として、架空請求や詐欺的な勧誘などの相談もお受けしています。
疑問や不安などがありましたらご相談ください。
新たな手口
手口1 「果物を送る」と身内を装い現金をだまし取られる被害(区内での被害)
「甥(おい)」を装う男から「ブドウがたくさんあるから送る」という電話が被害者の女性宅に入り、その翌日、同じ男から電話で「会社のお金に手をつけた」と言って現金を無心され、その後女性宅を訪れた「甥(おい)の同僚」を装う別の男に現金を渡してしまいました。
手口2 警察の「だまされたふり作戦」を逆手に取り、現金をだまし取られる被害
「甥(おい)」を装う男から「お金が必要になった」という電話が被害者の女性宅に入ったものの、女性は詐欺だと見破って電話を切りました。
しかしその後、警察を名乗る男から「捜査に協力してほしい。詐欺の犯人を捕まえるために現金を渡してほしい」と電話があり、それを信じた女性は、その後女性宅を訪れた男に現金を渡してしまいました。
典型的な詐欺の手口
手口1 還付金詐欺
区役所などの公的機関の職員を装い、言葉巧みに
「医療費の過払い金が戻ります。期限が短いのですぐに手続きしてください。」
などと言って信用させます。
その後、無人の銀行ATMへ誘導して携帯電話で指示を出して現金を振り込ませます。
銀行ATMで還付金が戻ることは絶対にありません!自分の携帯電話の番号は相手に絶対教えないでください!
区民の方から、詐欺犯人と思われる通話の様子を提供いただきましたので例としてご紹介します。
実際のやりとりを聞けば、自分の家に詐欺の電話がかかってきたときの参考になるかと思います。
通話内容の音声
上記をクリックすると音声が再生されます。
手口2 キャッシュカードのだまし取り
大手百貨店や警察官を名乗り、
「あなたのカードで買物をしている人がいる。」
「犯人を逮捕したらあなた名義のキャッシュカードを持っていた。」
と電話があり、「××-××××-××××の銀行協会に電話してください。」と言ってきます。
犯人から教えられた電話番号に確認すると、銀行協会を名乗る者が出て、
「新しいキャッシュカードを作るので、古いカードを預かる。」
などと言い、キャッシュカードと暗証番号を書いた紙を封筒に入れるように指示し、偽カードを入れたそっくりの封筒とすり替えてカードを盗み、現金を引出します。
他人にカードを渡してはいけません!
手口3 オレオレ詐欺
お子さんやお孫さんを名乗る人物から「携帯電話の番号が変わった」と電話で連絡が入った後、
「小切手の入ったカバンをなくした」と電話があります。
カバンをなくしたことを信用させるため、警察や駅の落し物センターを名乗る者から電話があった後、犯人は
「直ぐにカバンを取りに行けないので、お金を貸してほしい。お金は会社の者が取りに行く。」
と言ってきます。
このような電話は、オレオレ詐欺です。
お子さんなどから電話で携帯番号が変わったと言われたら、本当に電話番号が変わったのかを確認するため、これまで使っていた番号に電話をかけ直してみましょう!
1分動画でも各手口を紹介しています
有効な対策~「犯人からの電話に出ない」ことが大切です~
常に留守番電話の設定にしておく
留守番電話設定にしていると、犯人は自分の声が録音されるのを嫌がって自ら電話を切ります。
呼び出し音が鳴ってもすぐに電話に出ることなく、相手が電話を切ってからメッセージを確認し、必要があれば折り返しの電話を掛けるようにしましょう。
電話に防犯機器を設置する
自動通話録音機などは、呼び出し音が鳴る前に、犯人側に「この通話は、振り込め詐欺対策のため録音されます。」などとガイダンスが流れるので、有効です。
現在江戸川区では自動通話録音機の給付事業を行っています。
詳しくは下記リンク先のページをご覧ください。
自動通話録音機緊急給付事業について
合言葉を決めておく
犯人は、学校の卒業アルバムの名簿などを入手してご家族の実名を名乗ってくる場合があります。
不審な電話がかかってきた時、冷静に対応できるよう家族間だけで通用する合言葉をあらかじめ決めておきましょう。
(ペットの名前、親の旧姓、車のナンバーなど)
電話でお金の要求をされた時は、まずオレオレ詐欺等を疑ってください。詐欺が疑われる電話はすぐに切り、家族や知り合いなどに相談して警察に通報しましょう!!
被害にあわないために
被害者の多くが、「自分は被害にあわないから大丈夫」と思っていたことが明らかになっています。
油断せず、常に細心の注意を払って対応しましょう。
近頃、不特定多数の人の携帯電話・スマートフォン宛てに一方的にメールを送りつけ、メールに記載されている電話番号にかけると「事前に保証金(手数料)の振り込みが必要」などと理由をつけて現金を振り込ませる手口の詐欺も増えています。
犯罪の手口はますます巧妙化しています。
最新の情報を入手して、日頃から警戒を怠らないようにしましょう。
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