新型コロナウイルス感染症に乗じた犯罪にご注意ください
全国的に新型コロナウイルス感染症に乗じた犯罪や悪質商法が確認されています。
いくつか手口の例をご紹介しますのでご注意ください。
特殊詐欺に関するもの
- 区役所職員を名乗り「コロナの関係で給付金が出る」などと、個人情報を聞き出そうとする。
- 息子などを装い「コロナの影響で現金を持っていた方がいい」などと、預金額を聞き出そうとする。
- 保健所などを名乗り「マスクを配布する」「検査キットを送る」などと、個人情報を聞き出そうとする。
対策
- 怪しい電話には対応せず、個人情報は教えない。
- すぐに電話を切り、警察や家族に相談する。
- 在宅でも自動通話録音機や留守番電話機能を使い、相手を確かめてから電話に出る。
悪質商法に関するもの
- 水道業者を装い「下水管のコロナウイルスを洗浄する」などと言って、高額な洗浄代を要求する。
- 注文した覚えのないマスクが自宅に送り付けられ、後から代金を請求される。
- マスク販売の偽サイトで、注文した商品が届かなかったり、登録時に個人情報が盗み取られたりする。
対策
- 電話や訪問でしつこく勧誘されても、要らないものは「必要ありません」ときっぱり断る。
- 身に覚えのない物が届いてもお金を払わない。
- パソコンや携帯電話で不審なメールを開いたり、怪しいサイトにアクセスし個人情報を入力しない。
窃盗に関するもの
- 在宅している人を狙い、業者などを装って住宅を訪問し、隙を見て金品を盗む。
- 休業や時短営業で閉店中の店舗を狙い、盗みに入る。
対策
- 在宅でもカギを掛け、不審な訪問者には対応しない。怪しい業者などを家の中に上げない。
- 出入口、窓はカギを掛け、店内で現金を保管しない。
子どもに対する犯罪に関するもの
- 不審者が公園で子どもに「コロナに効くアメをあげる」などと声を掛ける。
- 「コロナの検査をしているから協力して」などと言い、子どもの体を触る。
対策
- 子どもに「こわいと思ったら大声を出す、知らない人について行かない」など教えておく。
- 防犯ブザー、GPS機能付き携帯電話などの防犯器具を持たせる。
紹介した手口に限らず、おかしいと思ったら、やり取りをせずに各種窓口に相談してください。
犯罪や不審者・不審電話に関するものは110番通報や警察相談専用電話「♯9110」などに、消費者トラブルに関するものは消費者ホットライン「188(いやや)」などに相談してください。