更新日:2024年2月1日
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令和6年能登半島地震 みんなで被災地を応援しましょう
日頃から十分な備えを
震災はいつ起こるか分かりません。地震による家屋の倒壊などが予想される場合は速やかに最寄りの避難所(小・中学校など112カ所)へ避難してください。区ホームページから、区内にある避難所を検索できます。毎日の暮らしから災害時を想定した行動を心がけましょう。
「いざという時」について話し合う
「家族と別々に過ごしているタイミングで地震が来たら?」「避難所には何を持っていく?」など、家族や周囲の人たちとあらかじめ話し合っておくことで、もしもの時に備えましょう。
- 役割分担
- 非常持ち出し品
- 備蓄・防災用品
- 非常時の連絡先 待ち合わせ場所
- 避難ルート
避難時の準備をする
備蓄
まずは3日分、できれば1週間分の食料や生活用品を備蓄してください。もし避難所へ避難することになった場合はできるだけ持参しましょう。
家庭での備蓄例
- 飲料水 1人3リットル(1日あたり)
- 食料 普段から食べているもの、レトルト食品、インスタント食品、缶詰など
- 燃料 カセットコンロ・ボンベ、車の燃料を普段から半分より多い状態に
- その他 携帯トイレ、トイレットペーパー、薬、洗面用具、生理用品、乳幼児・高齢の方のためのもの など
非常持ち出し品
自分や家族の状況に合わせて最小限の必需品を選び、持ち運びやすいリュックなどに入れて、玄関や車の中に準備しておきましょう。
持ち出し品の例
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯
- 軍手
- 衣類
- 現金
- 水
- 非常食
- 救急セット
- 携帯トイレ
- お薬手帳
- 服用している薬
- マスクや消毒液など
- モバイルバッテリー
正しい情報を手に入れる
スマートフォンなどで
(注)その他、Yahoo!JAPANアプリでも江戸川区をエリア登録している方に災害情報を配信しています。
放送や電話で
- 防災行政無線
区内290カ所のスピーカーから放送します。内容は電話(03-3652-1284)や区防災アプリからも確認できます。
インターネット端末で
- えどがわメールニュース
登録されたメールアドレスに情報を配信します。配信を希望する方は、右記アドレス(t-edogawa@sg-p.jp)へ空メールを送信してください。 - 区公式X(旧ツイッター)
「@edogawa_city」または「江戸川区」で検索してください。
ラジオで
- FMえどがわ 84.3MHz
災害時に区の情報を優先して放送します。
自宅を安全にする
住宅・建築物の耐震化助成制度(戸建て住宅)
新耐震基準住宅を対象とした制度
【対象】1981年6月1日~2000年5月31日に建てられた住宅
【内容】耐震改修設計・工事への助成など
旧耐震基準住宅を対象とした制度
【対象】1981年5月31日以前に建てられた住宅
【内容】無料の耐震診断や老朽住宅の除却工事の助成、耐震改修設計・工事への助成など
(注)旧耐震基準住宅の無料の耐震診断のみ2月15日(木曜日)まで受け付けしています。その他の助成事業については、電話(下記)でお問い合わせください。
問い合わせ
耐震化促進係 電話:03-5662-6389
家具の転倒防止支援
区内の大工が家具転倒防止金具を9カ所まで無料で取り付けます。
【対象世帯】65歳以上の方または障害がある方のみの世帯で、自力で金具の取り付けが困難な世帯
【申し込み】電話(下記)または窓口(区役所北棟2階3番)で
問い合わせ
住宅係 電話:03-5662-0517
木造住宅密集地域内の木造住宅への消火器設置支援
地震などによる火災発生時の初期消火態勢を強化するため、区委託業者から消火器を購入した際の費用の3分の1を区が負担します。詳しくは区ホームページをご覧ください。
【対象】木造住宅密集地域内の木造住宅にお住まいの世帯
【助成金額】2200円(自己負担金額は4400円)
【申し込み】区ホームページから申請書をダウンロードし、2月9日(金曜日)~29日(木曜日)にFAX(下記)・メール(edogawa-syokaki@funayama.co.jp)または郵送(消印有効・〒104-0052 東京都中央区月島2丁目20番15号)
問い合わせ
船山株式会社東京本店 電話:03-3532-3601 FAX:03-3532-1119
江戸川区の震災対策
避難所の充実
発災時に避難所となる区内の小・中学校には下記の設備や備蓄物資があります。また、改築と併せて防災機能を強化しており、現在までに14校の改築が完了、さらに14校の改築を進めています。
非常時に利用できる設備
- マンホールトイレ(7基)
非常時に便器、テントを設置して手洗所として使用できるマンホールです。 - 受水槽
水道管を通ってきた水を保管し、飲み水として使用します。 - 防災井戸
非常時は生活用水としてトイレや洗濯などに使用します。
マンホールトイレ
避難所の備蓄物資
- 食料
クラッカー、アルファ米 - 電源など
蓄電池、発電機、カセットボンベ - 毛布など
毛布、レスキューシート
など
事前の備え
都市計画道路などの基盤整備
災害時の避難路・緊急車両の通行・火災の延焼防止を目的とした道路整備を行っています。また、木造住宅が密集し道路が狭いなど、建物の倒壊や火災による大規模な延焼の恐れがある地区で、まちづくりを進めています。
耐震化の推進
地震による建物の倒壊を防ぐため、耐震化を推進しています。公共施設の耐震化率は100%を達成しており、住宅の耐震化率は都内トップの98%で、今後100%を目指しています。
区事業申込期間3月末まで延長 感震ブレーカーの全戸配布
- 都配布事業(木造住宅密集地域の木造住宅にお住まいの世帯)
申し込みがお済みでない世帯を対象に、1月中旬から3月上旬にかけて東京都の委託を受けた配布員がお配りしています。 - 区配布事業(上記の都配布事業の対象外の世帯)
問い合わせ→江戸川区感震ブレーカー配付事業事務局 電話:03-4332-1952=9時~18時(日曜日・祝日・休日を除く)
2023年9月末より順次お送りした申請書類からお申込みいただくか特設ホームページでお申し込みください。
(注)申込期限を3月30日まで延長しました。
(注)お申し込みいただいたものは、2024年4月以降、順次配布します。
発災後の対応
生活用水の確保
- 飲料水
区内8カ所にある給水所、応急給水槽を活用して提供します。 - 生活用水
避難所の他に区内の公園にある防災井戸(62カ所)、雨水貯留槽(13カ所)を活用して提供します。河川、親水公園の活用も検討しています。
防災井戸
関係機関との連携
日頃より、警察・消防と合同で防災訓練を実施するなど連携を強化しています。
また、発災時には災害対策本部を設置し、国や東京都をはじめとした関係機関と連携して対応します。
被害状況の即時把握
災害状況をリアルタイムで把握するため、防災用カメラを区内の小・中学校や区施設などに、目安として半径300メートルごとに1カ所ずつ、計200台程度設置することを検討しています。また、カメラで確認できない建物の死角などはドローンを活用するなど、区全域の被害状況を確認できるよう体制を整えていきます。
道路の復旧
都内で震度6弱以上の地震が発生した場合、環状7号線から都心方向への一般車両は通行禁止となるなどの交通規制が行われます。区は災害復旧協力会社と連携することにより、優先度が高い道路から障害物を除去し、緊急車両が通行できるようにします。また、区の車両の車載カメラ映像をAIが解析し、道路の損傷部分を把握するなどの検討を進めています。
被災地への支援
義援金の受け付け
区では、被災地を支援するため義援金を受け付けています。第一次分として、1月17日に区民や企業の皆さま、区職員などから預かった義援金、約650万円を石川県にお送りしました。
引き続き、総務課(区役所3階4番)、各事務所、各コミュニティ会館などで受け付けている他、下記口座への送金もできます。皆さまからの温かいお気持ちをお待ちしています。
振り込みでの受け付け
【受付期限】12月27日(金曜日)
【指定口座】
ゆうちょ銀行・郵便局
口座記号番号→00150-7-325411
口座加入者名→日赤令和6年能登半島地震災害義援金
銀行振り込み
三井住友銀行→すずらん支店/普通/2787501
三菱UFJ銀行→やまびこ支店/普通/2105493
みずほ銀行→クヌギ支店/普通/0620669
(注)詳しくは区ホームページをご覧ください。
人的・物資支援
これまでに区では、東日本大震災や熊本地震などの被災地支援に延べ690人の職員を派遣しています。
また能登半島地震では、石川県七尾市や志賀町からの要請を受けて、食料品、衛生用品、ブルーシートなどの救援物資を送りました。区では今後も、被災地からの要請に応じて職員派遣・物資支援を行っていきます。
避難所の提供
長野県安曇野市にある区の宿泊施設「穂高荘」の一部を被災された方の避難所として提供します。