更新日:2024年2月29日
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アライグマ・ハクビシンにご注意
江戸川区内でアライグマやハクビシンの情報が寄せられています。中には家(屋根裏等)に住み着く、農作物被害、庭木やペットへの加害など区民生活に影響を与える被害事例が起きています。
区では対策事業を行っています。区民の皆様も対策をお願いします。
アライグマってどんな生き物?
縞々の尾が特徴です
生態
- 原産地はアメリカ大陸
- 頭胴長50センチメートル前後、尾長30センチメートル前後
- 体は灰色、四肢は長め、尾は縞模様で太く感じる
- 全国に生息している
ハクビシンってどんな生き物?
鼻筋が白いのが特徴です。
生態
- 原産地は東南アジア、ジャコウネコ科
- 頭胴長60センチメートル前後、尾長40センチメートル前後
- 額から鼻先まで白い模様(ハクビシン=白鼻芯)
- 体は灰褐色、四肢は短めで黒色、尾は長く黒色
- 全国に生息している
家屋への侵入の痕跡
- 電線を伝い歩き、上下への垂直移動もできるため天井裏に侵入します。雨樋(あまどい)や屋根に足跡をのこします。
- 頭が入る隙間(10cm程度)があれば容易に侵入してきます。
- 糞は犬猫と同じ大きさですが、植物の種が入っていることが特徴です。
野生動物を寄せ付けない工夫
- 生ごみの取り扱いに注意する(放置しない、庭に埋めない)
- 庭の果樹の手入れに注意する(実を早めに摘み取る)ビワ、カキ、柑橘(ミカン類)は野生動物が好みます
- 鳥や猫を誘引するための餌の放置をしない(猫と野生動物のケンカの目撃例あり)アライグマ・ハクビシンへの餌付けをしない
- 侵入口になる隙間をふさぐ。(縁の下・換気口・軒下・戸袋など、屋根裏に侵入するのは建物の壁面や屋根に侵入する隙間がある可能性があります。家屋の定期的な点検が必要です)
- 屋根に届くまで伸びた樹木は剪定する
- 庭にものを放置しない、物置・倉庫を定期的に確認する(隠れる場所をなくし、すみかにしないようにする)
- 鳥小屋・魚の水槽などは金網を丈夫にしてカギを付ける
駆除・捕獲について
野生鳥獣の駆除や捕獲は、鳥獣保護法に基づく東京都の許可が必要です。農作物や生活被害を発生させている個体に限り、都の許可を受けたうえで捕獲することができます。
江戸川区では、家屋など生活環境の被害がある場合に捕獲用檻(箱ワナ)を設置し、ハクビシン・アライグマの捕獲を行います。(注)鳥獣捕獲許可を取り、法律に基づいて実施しています。
天井裏や床下など特殊な場所や危険な場所の捕獲希望については、都の捕獲許可を持つ駆除業者を紹介しています。
安易な猫への餌やりはご遠慮ください。
区内には地域の野良猫を減らすため、野良猫に不妊・去勢手術を受けさせている方々がいます。
こうした方々は猫の警戒心をなくし手術させるため、土地の所有者の承諾を受けたうえで猫に餌を与え、環境美化のため周囲の清掃を行っています。
こうした活動以外の野良猫への無責任な餌やりは、周囲に迷惑をかけるばかりか、放置した餌をアライグマやハクビシン、カラスやネズミが食べ、これらが繁殖し増えてしまうことで周囲の環境を悪化させます。無責任な餌やりは行わないで下さい。
問合せ先
江戸川保健所生活衛生課動物管理係(東小岩3丁目23番3号小岩健康サポートセンター内2階)
電話番号:03-3658-3177(内線31-33)
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