更新日:2025年3月7日
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第70号 食品ロスについて考えてみよう
ごみダイエットは70号を迎えました!
記念すべき本号では、食品ロスについて考えてみましょう。
過去の創刊号から69号を見たい方は区ホームページから!
「食品ロス」について詳しくなろう!
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品(=食品ロス)。
その量は日本で年間およそ472万トン発生しているとされています(令和4年度農林水産省・環境省推計)。
食品はどこからどうして捨てられてしまうのでしょうか。
「食品ロス」はどこから発生するの?
生産の場で
農業や漁業などで「とれ過ぎ」「形が悪い(規格外)」などで廃棄
『かたちが悪くても味は変わらないのに、もったいない。』
製造の場で
工場では、「作りすぎ」「印字ミス」「パッケージ破損」で返品や廃棄
『中身は変わらないのだから、理由を明記したら売れるのに。』
配送の場で
配送の際に発生する「パッケージ破損」「商品の形の変形」などで廃棄
『中身は変わらないのだから、理由を明記したら売れるのに。』
販売の場で
小売店での売れ残りで廃棄
飲食店ではお客の食べ残しによる廃棄
小売店では、その日の天気・近所での行事などを把握することでも、廃棄を予防できます。
飲食店では、「30・10(さんまる・いちまる)運動」を心がけましょう。
消費者の場で
各家庭での「買い過ぎ」「使い忘れ」「作りすぎ」「食べ残し」などによる廃棄
買い物前に冷蔵庫などの在庫をチェック!
食べる予定のないもので賞味期限が1か月以上あるものは、「フードドライブ」に協力を!
日本の食品ロス量
出典:農林水産省・環境省「令和4年度統計」
直接廃棄は102万トン。
未開封の食品を廃棄する「直接廃棄」の前にフードドライブのご利用を!
フードドライブとは
家庭で余っている食品を持ち寄り、広く地域の福祉団体や施設などに提供する活動です。江戸川区では、区や様々な民間団体がフードドライブを実施して、食品を回収しています。詳しくは区ホームページへ。
「食品ロス」ゼロをめざそう!
【買い物で】すぐに使う食品は「てまえどり」
すぐ使う食品は、商品棚の手前から取る「てまえどり」を。
手前の商品は、奥よりも期限が短いことが多いので、期限切れや売れ残りによる廃棄を防げます。
【おうちで】3つのポイントで冷蔵庫を整理整頓
- 先に食べるものは目立つ位置に
「期限の短い物」・「食べ残し」はすぐ目に入る所に置きましょう。計画的な買い物や料理ができます。 - 食品ごとに分ける
「品目」ごとに分けて在庫もしっかりチェック!
「今日使う食材置き場」を作ってみましょう。 - 食べきりラベルテープの活用
「期限が近い日付」・「作った日の日付」を記入して貼ることで目立たせましょう。
【外食で】食べられる分だけ注文
お腹の減り具合や、メニューのボリュームを確認して、食べきれる量を注文しよう。
どうしても食べきれなかった時は、お店の人に持ち帰りできるか確認してみましょう。
江戸川区では食品ロスを減らすために様々な工夫を行う「食べきり推進店」をご紹介しております。詳しくは区ホームページへ。
小さなお子さんにも
江戸川区では、「食品ロス削減」をテーマとした、幼児向け絵本コンテストを行いました。
優秀賞
「とうふのとうこちゃん」
作者:市村瞳
環境フェアや区民まつりなどで「フードドライブ」「えどがわ食べきり推進運動」ブースを展開!
食品ロスを訴えるパネル
環境フェア
区内高校の文化祭
区民まつり
集まった商品
賞味期限と消費期限の違い
- 賞味期限
美味しく食べられる期限(菓子、カップ麺、缶詰)
- 消費期限
日付を過ぎたら食べない方が良い期限(弁当・サンドイッチなど)
令和7年4月1日より、江戸川区役所 本庁舎 北棟3階 清掃課で未利用食品のフードドライブの「常設回収」を始めます。
平日(月曜~金曜) 9時~17時まで
お持ちいただきたい食品の条件
- 未開封で包装や外装が破損していないもの
- 賞味期限まで1か月以上あるもの
- びん詰でないもの
- アルコール・ノンアルコール類ではないもの
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