入区2年目、健康部生活衛生課の先輩から(令和2年度掲載)

現在どんな仕事をしていますか？

飲食店やスーパーといった食品を取り扱う施設の許可事務、食品衛生に関する現場での調査や指導、食中毒防止のための普及啓発活動、食品に関する相談や苦情、食中毒調査など、食の安全・安心を守る仕事をしています。

江戸川区を選んだ理由は何ですか？

高校時代を過ごした思い出のある街であり、慣れ親しんだ街で働き続けたいと思ったためです。また、区内は飲食店や美容所が多くあり、人口も多いため、衛生監視員として働くことで地域に貢献でき、やりがいを感じられると思ったためです。

働いていてよかったこと、やりがいは何ですか？

衛生指導のため、様々な食品工場や飲食店に立ち入ることができ、食品に興味のある私にとって刺激が多く学びの多い仕事です。また、自分が許可を出したお店が営業している様子を見かけると、自分の仕事が人々の生活に直結していることがわかり、やりがいを感じます。

職場の雰囲気はどうですか？

20代、30代の方も多く、和気あいあいとした雰囲気です。何か困っていることがあれば、先輩職員から声をかけてくれることも多く、些細なことでも相談しやすい環境です。

業務後や休日はどのように過ごしていますか？

休日は家族とご飯を食べに行ったり、自宅で最近始めたヨガをしてリフレッシュをしています。新型コロナウイルスが流行する前までは、有給休暇を取得して友人と旅行に行っていました。

入区前のイメージとのギャップはありましたか？

庁舎内での事務作業がほとんどというイメージがあったので、車を運転して外に出る仕事が多いことに驚きました。食品表示を指導したり、食中毒では患者さんや施設調査をする等、区民の方々の健康を守るための責任の大きい仕事だと感じています。

その他の衛生監視の業務を教えてください。

上記で述べた食品衛生のほかに、環境衛生、薬事衛生、動物に関する業務、検査業務、工場等の環境規制業務があります。専門職として科学的知識をもとに衛生的分野から区民の健康と安全を守ることに貢献できます。

受験する皆さんへメッセージをお願いします。

施設への立入り、事業者や区民の方からの相談など、どんな業務でも積極的にかかわり、経験を積み上げていくことが大事だと思います。皆さんが自ら得た知識や経験を業務で活かして、区民の方々の健康と安全が守られるよう、一緒に頑張りましょう。