トヨタモビリティ東京株式会社から新型コロナ感染者移送用車両の提供【2020（令和2）年6月11日】

　本区と地域活性化包括連携協定を締結しているトヨタモビリティ東京株式会社様から、新型コロナ感染症患者移送用車両1台のご提供いただきました。今回、ご提供いただいた車両はトヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」。既に4月に提供いただき活用している2台のうちの1台との入れ替えで大きさも性能もパワーアップ。運転席と後部座席の間にはビニール製の隔壁が設置され、前後の空気が循環しないように空調がコントロールされた特別仕様車です。この日、区役所正面でお披露目された車両の前で、片山守社長に感謝状を贈らせていただきました。

　区ではこれまで23区初となるドライブスルー方式のPCR検査センターの開設や、民間や区営のホテルを軽症者療養施設として開放するなど、区内で一貫した医療体制を構築してきました。なかでも、検査を必要とされた患者が安心して移動できる手段の確保は重要な課題の一つでありました。トヨタモビリティ株式会社様は、当初から私たちと一緒にこの体制構築に取り組んできていただき、心強いサポートを続けていただいています。

　緊急事態宣言が解除されたとはいえ、状況はまだ予断を許しません。引き続き区民の皆様が安心できる医療体制を継続していくために、ご提供いただいた車両を活用させていただきます。

江戸川区長　斉藤猛