更新日:2024年12月1日
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特集 歳を重ねても自分らしく生き生きと
何歳になっても、自分らしく生き生きと、さまざまな活動に取り組む区民の方を紹介します。
佐藤 和子(さとう かずこ)さん
リズム運動を始めて23年
さまざまな運動や文化活動に取り組む佐藤和子さん。もともと人と交流することが得意ではなかったそうですが、定年退職後に「くすのき一之江長寿会」の活動でメンバーから「リズム運動」に誘われて、参加するように。現在83歳の佐藤さんは、「毎週活動に参加し、もう23年になります。体も軽くなりますし、皆で大笑いしながら楽しんでいます」と話します。
また、13年前に佐藤さんが同会の会長を務めるようになると、仲間とともに輪投げの活動を始めます。今でもとても人気のある活動で、週1回、15人ほどが参加しているそうです。「その場で得点を計算して順位を競うので、頭も体もバランスよく使うんです」と、輪投げの魅力を語ってくれました。
ちぎり絵にも挑戦
何事にも精力的な佐藤さんは、8年前からちぎり絵の活動にも取り組んでいます。月3回ほど教室に通い、先生の指導を受けながら制作に励んでいるそうです。ちぎり絵は、さまざまな色合いの和紙を手でちぎり、それを組み合わせて作っていきます。「緻密な作業なので、試行錯誤しながら制作しています。とても大変ですが、完成したときの達成感は何物にも代え難いです。仲間と一緒に和気あいあいとおしゃべりしながら活動しているので、楽しいですよ」と話す佐藤さん。区内で行われる「熟年文化祭」にも作品を出展しているそうです。「これからも健康で元気に、楽しく過ごせればいいなと思います。ずっと憧れていたフラメンコにも挑戦してみたいですね」とにこやかに話されていました。
ちぎり絵をする佐藤さん
近藤 正男(こんどう まさお)さん
洋裁一筋だった人生
近藤正男さんは、中学校卒業とともに就職のため福島県から上京。長年洋裁店に勤め、ユニホームやドレス、婦人服を仕立てる仕事をしていました。37歳の時には自ら洋裁店を開業。夫婦二人三脚で30年間まい進し、67歳まで勤められたそうです。
洋裁一筋だった近藤さん。退職後は、友人と食事に行ったり旅行をしたりと、悠々自適に過ごしていましたが、病気を患ったこともあり、次第に自身の体の健康を意識するようになっていきました。
いつまでも健康でいるために
現在84歳の近藤さん。今から3年前に出会ったのが野球です。近藤さんはソフトボールの経験があり、土手でバッティングの練習をしていたところを「くすのき葛西熟年野球クラブ」のメンバーに誘われ、入部することになります。同クラブは葛西地区で活動する高齢者向けの軟式野球クラブで、60代から80代の方々が野球の練習や試合を楽しんでいます。
現在、近藤さんは野球クラブの活動に週2回、ソフトボールチームの活動にも週1回参加し、汗を流しています。「若い頃は、野球なんて全然興味がなかったんです」と話す近藤さん。野球を始めたのは、「いつまでも健康でいたい」という思いからでした。
「私はまったくの野球初心者。メンバーの皆さんはベテランの方ばかりなので、食らいつくのに必死ですよ。」そう話しながら軽やかにバッティングし、グラウンドを駆け抜けます。
野球やソフトボール以外にも、体を動かすことが大好きだという近藤さん。「最近は、2時間のウオーキングが日課。先日、区内で行われた『さわやか体育祭』でリレーにも挑戦しました。いつまでも健康に過ごしたいですね」と生き生きと話されていました。
バッターボックスに立つ近藤さん
熟年文化祭
歌・踊りの発表、絵画・書道・俳句・短歌などの展示があります。
【日時】2025年2月5日(水曜日)・6日(木曜日)
【場所】総合文化センター
問い合わせ
生きがい係 電話:03-5662-0039
入会しませんか? くすのきクラブ
60歳以上の高齢者の方が、レクリエーションやボランティアなどを通じて交流しています。
問い合わせ
生きがい係 電話:03-5662-0039
体を動かす リズム運動
社交ダンスをベースにした軽運動で、毎週1回、区内約200会場で行われています。
問い合わせ
生きがい係 電話:03-5662-0039
趣味・文化・学ぶ くすのきカルチャー教室
高齢者の方が趣味を通して教養を高めながら仲間づくりができるよう、さまざまな教室を開いています。
問い合わせ
中央くすのきカルチャーセンター 電話:03-3652-3911
働く シルバー人材センター
企業や自治体、家庭などから引き受けたさまざまな仕事を、高齢者の方々に紹介します。
問い合わせ
シルバー人材センター 電話:03-3652-5091