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更新日:2023年8月1日

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特集 実は水害に強い江戸川区!さらに安全・安心なまちをつくります!

CCBY 但し、画像データは除きます

 

 

本区は三方を川と海に囲まれ、陸域の7割が満潮時の水面よりも低いゼロメートル地帯です。過去には大規模な水害に見舞われたこともありましたが、川の氾濫や住宅の浸水などを防ぐために、長年にわたって治水事業を重点的に進めてきました。

実は水害に強い江戸川区!

70年以上、区内では川や海からの外水氾濫が起きていません!

  • 外水氾濫(注)昭和24年8月のキティ台風以降、大規模な水害は起きていません。
    (注)川の氾濫や堤防の決壊などにより浸水すること。
  • 内水氾濫(注)平成7年度に区内の下水道整備が概ね完了しました。それ以降、道路が冠水するなどの内水氾濫は11回起きています。
    (注)集中豪雨などにより排水が追い付かず住宅などが浸水すること。

さらに安心・安全なまちをつくるために
地球温暖化による気候変動に対応していきます。

バケツをひっくり返したような雨が降っても大丈夫!

下水道の整備によって、1時間に50ミリのバケツをひっくり返したような雨が降っても対応できます。さらに、一時的に雨水を貯めて下水道の負荷を軽減させる雨水貯留施設が区内には約100カ所あります(総貯留量は25メートルプールの250杯分に相当)。


篠崎幹線
篠崎地区周辺の地下を通る、全長約12キロメートル、最大内径7メートルの巨大な下水道


雨水貯留施設

さらに安心・安全なまちをつくるために
“滝のような雨”への備えを強化します!

放水路(注)の開削や堤防の整備によって台風や集中豪雨の時でも川の氾濫を防ぎます!

東海地方に甚大な被害が生じた1959年9月の伊勢湾台風では、干潮面上約5メートルの高潮が発生しました。この高潮潮位にも対応できるように、堤防や水門の耐水・耐震化を行っています。
(注)放水路…洪水を防ぐため、人工的に開削し海や他の河川に放流する水路。


中川の堤防

江戸川の放水路(1919年完成) 荒川・中川の放水路(1930年完成) 新中川の放水路(1963年完成) 葛西臨海公園の防潮堤(1989年完成)

さらに安心・安全なまちをつくるために
「高台まちづくり」によって、浸水時も安全に避難することができます!

さらに安全・安心なまちをつくります!

地球温暖化による気候変動に対応していきます!

  • 都内で初めて「気候変動適応センター」を設置し、気候変動の影響に関する情報の収集、整理・分析などを行っています。
  • 温室効果ガス排出量実質マイナスに取り組む「江戸川区カーボン・マイナス都市宣言」を表明し、2050年までに脱炭素社会の実現を目指します。

“滝のような雨”への備えを強化します!

近年は、短時間で降る強い雨への対応が必要になっています。そこで、中央地区では1時間に75ミリの滝のような雨が降っても対応できるように、下水道の機能が強化されます。さらに、区内に流れ込んだ水をくみ上げて河川へと放流するポンプ所については、浸水時にも稼働できるように、都が施設の浸水対策を計画しています。

「高台まちづくり」によって、浸水時も安全に避難することができます!

駅周辺の建物を歩行者デッキでつなぐなどの「高台まちづくり」を進めています。

建物群による高台まちづくり(イメージ) 


南小岩六丁目地区(イメージ)
(注)令和8年度に事業完了予定


船堀四丁目地区(イメージ)
(注)令和10年度に事業完了予定


JR小岩駅北口地区(イメージ)
(注)令和12年度に事業完了予定

この他にも、篠崎地区と中川左岸で高台まちづくりを進めていきます。

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

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