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更新日:2024年4月30日

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2024年(令和6年)4月30日 旧中川灯籠流し実行委員会が令和6年河川功労者表彰を受賞

灯籠流しを通じ、恒久平和を後世に伝える

終戦記念日にあわせ、東京大空襲の犠牲者を慰霊する灯籠流しを開催する「旧中川灯籠流し実行委員会(会長:江頭正恭/えとうまさやす)」が、公益社団法人日本河川協会が行う河川功労者表彰を受賞しました。

河川功労者表彰は、河川愛護や地域振興などに顕著な功績のある個人や団体を表彰するもの。河川に対する国民の理解を深めるため、公益社団法人日本河川協会が1949(昭和24)年から実施しています。今年は、全国で98の個人及び団体(個人65、団体33)が受賞。6月4日(火曜日)に砂防会館別館(千代田区平河町)で表彰式が開催されます。

旧中川灯籠流し実行委員会(1999年5月発足)は、旧中川周辺の町会・自治会で構成された団体。旧中川沿いの小松川・平井地区で約3,000人の死者を出したといわれる東京大空襲の犠牲者を慰霊するため、1999(平成11)年8月から「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」を開催しています。江戸川区と江東区を結ぶ「ふれあい橋」の架橋(1994年)によって両区民の交流が深まったことから、初代実行委員会会長の故加藤勲さんが中心となって企画され、犠牲者を悼む両岸の地元住民らによって実現しました。以降、終戦記念日の8月15日に毎年開催しており、昨年、25回目を迎えました。

今回の受賞は、旧中川での灯籠流しを通じ、東京大空襲犠牲者の慰霊とともに、近隣小学生に戦争体験などを通じた平和学習や護岸の清掃活動を地元町会と協力して実施し、河川環境の保全や地域活性化に大きく貢献したことが評価されました。

同実行委員会の江頭会長は、「四半世紀に及ぶ活動が実を結び、今回の受賞に至ったことは大変喜ばしい。これからも戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に語り継ぐ取り組みに尽力していきたい」と話しました。

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