巡回点検

毎月の巡回点検

街路樹は自然の樹木や、公園などに植栽された樹木と違い、「道路」に植栽されています。
道路は人や車が通行しやすいように舗装され、排水施設、安全柵、信号、標識、街路灯などのほか、ライフラインとして、水道、電気、ガスなどの設備が地中や空中に設置されています。
そのなかで街路樹は地下に根を伸ばし、空中に枝葉が成長していきます。
こうした施設と街路樹の干渉により、街路樹の生育に制約が生じたり、街路樹の生育のために他の道路施設が制約を受ける場合もあります。
快適で安全な道路環境を保つために、街路樹・公園等管理委託の各受託者が担当地区の全路線を、毎月巡回点検を行い、問題点を区担当者と話し合っています。

病害虫点検

点検で発見したアメリカヒロシトリ

病害虫の発生時期（4月から9月位）には、管理委託受託者が毎週、病害虫点検を行い、害虫を発見次第その場で枝葉を除去しています。
対象路線は、害虫の種類により発生する樹種が異なりますので、季節によって変わります。

台風点検

台風が接近すると、落ち葉による雨水桝の詰まりで道路冠水が発生したり、強風による倒木等で交通障害が発生します。
台風接近前に台風事前点検、台風通過後に被害点検調査を行います。
台風通過時は、待機警戒を行っています。

台風によるヤマモモの倒木

台風によるケヤキの太枝折れ

台風等による強風が吹くと、街路樹に倒木等の被害が発生します。
平成23年9月20日、台風15号が関東地方を襲来し、最大瞬間風速（臨海町）が30mを記録し、点検により250本余りの被害が発生しました。

街路樹についた害虫、街路樹の倒木等を発見しましたら、区に連絡してください。