街路樹数と樹種

左近通り　2013年5月　撮影：大野新

樹種別街路樹数トップ10

高中低木トップ10

高木樹種	本数	中木樹種	本数	低木樹種	株数
クスノキ	4,510	ベニカナメモチ	5,387	オオムラサキツツジ	331,049
ソメイヨシノ	3,463	ツバキ類	2,890	サツキ	124,831
ケヤキ	2,504	サザンカ	2,795	ドウダンツツジ	105,308
イチョウ	2,502	キンモクセイ	2,467	クルメツツジ	81,383
ハナミズキ	2,342	ムクゲ	1,595	キリシマツツジ	55,060
マテバシイ	2,236	ウバメガシ	1,128	アベリア	44,007
ヤマモモ	2,014	キョウチクトウ	993	ヒラドツツジ	38,636
タブノキ	1,761	ネズミモチ	680	シャリンバイ	23,982
ヤマボウシ	1,505	イヌツゲ	661	イヌツゲ	19,388
ユリノキ	1,219	サンゴジュ	512	ボックスウッド	17,260
その他	11,539	その他	7,428	その他	177,257
総計	35,595	総計	26,536	総計	1,018,161

※ベニカナメモチは西洋ベニカナメモチを含みます。

平成28年4月1日現在江戸川区の街路樹（緑道含む）は、772路線、約365,000平方メートルに高木（3メートル以上）35,595本、中木（1～3メートル未満）26,536本、低木（1メートル未満）1,018,161株が植えられています。主な樹種は上の表の通りとなっています。

クスノキ（高木第一位）

区の木でもあるクスノキは成長が早いこともあり、区の街路樹のシンボルとして数多く植えられました。
西葛西駅前広場のクスノキは、2014年6月現在高さ13メートル枝巾10.5メートル幹回り219センチメートルあり、区内で最大級の街路樹です。
枝、葉、根に樟脳の香りがあります。樟脳とはクスノキの枝葉を蒸留して得られる無色透明の固体で、防虫剤や医薬品に使われる「カンフル」のことです。種名のcamphoraもこの「カンフル」に由来します。

ベニカナメモチ（中木第一位）

春に真っ赤な新芽を出すベニカナメモチは緑道の生垣などに多く用いられます。
梅雨の頃から赤から緑に色が変わります。
写真は区本庁舎脇の緑道に植えられたベニカナメモチです。

オオムラサキツツジ（低木第一位）

江戸川区内の街路樹としてのオオムラサキツツジは、低木96万株のうち32万株と約33％を占め、他のツツジ類と合わせると60万株63％になり、春先に一斉に咲きます。
ツツジは区の花でもあります。