「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」第20回新作発表会・作品のご紹介

令和5年1月21日(土曜日)・22日(日曜日)にタワーホール船堀で「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」第20回新作発表会を開催しました。多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

また、ご来場の皆様にアンケートにご協力頂き、56点の作品の中から最も得票数の多かった作品を「えどがわ賞（最優秀賞）」、プロジェクト参加大学（女子美術大学）の教員による選考作品3点を「教員賞（優秀賞）」として表彰しました。

受賞作品

えどがわ賞（最優秀賞）

【作品名】甘雨（かんう）

 

【工芸名】江戸硝子（工芸者　中村　弘子）

【デザイン学生】女子美術大学　石川　榛奈

【作品学生コメント】

コロナ渦により増加したおうち時間にぴったりなコーヒーサーバーです。シンプルなデザインが特徴で、底の部分の模様により光が綺麗に反射します。自宅でのコーヒーやお茶の時間を華やかにすることを期待しています。

教員賞（優秀賞）

【作品名】栞折（しおり）

【工芸名】金工（工芸者　横塚　裕多加）

【デザイン学生】女子美術大学　円谷　彩乃

【作品学生コメント】

名前の通りに折り曲げて使うことで、これまでのクリップ型の金属製の栞とは違い、本を痛めにくくなっています。もちろん真っ直ぐのまま栞としても、紐を通してブックバンドとしても使うことが出来ます。

【作品名】rin

【工芸名】金工（工芸者　横塚　裕多加）

【デザイン学生】女子美術大学　山口　さくら

【作品学生コメント】

一輪の花を凛と保つフラワースタンド。
錫のやわらかい性質によって自在に曲げることができ、茎の長さを問わず安定して花を保てます。特別な器がなくても美しく飾ることができます。

【作品名】レトロソーダ

【工芸名】江戸風鈴（工芸者　篠原　由香利）

【デザイン学生】女子美術大学　小川　舞

【作品学生コメント】

この風鈴は、喫茶店にあるクリームソーダがモチーフとなっています。
ソーダの爽やかさとレトロ感のある温かみをもった作品です。
自宅でも外でも吊るすことで気分が明るくなるようにデザインしました。

その他の新作紹介

第20回新作発表会（各工芸者ページをクリックするとPDFで開きます。）

開催風景