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更新日:2022年7月12日

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表装 笹谷義則 表装について

掛け軸の写真表具とは季節の折々、床の間に飾り、巻いて桐箱に保存することです。
その始まりについて詳細は不明ですが、長元八年(1035)「左経記」の中に仏画を掛ける場所が低いので、仏画を巻いて保存したとの記述があります。
また長承元年(1132)の「兵範記」に仏画を母屋にのれんをたらして掛けたと記しています。
いずれかが表具の原形ではないかと言われています。
その呼び名も建築様式や文化芸術と共に変化し、室町後期から安土桃山時代にかけて茶道が一般庶民に普及するにつれて、日本独自の庶民文化に溶け込んでいきました。
表具で言えば「茶掛け」、「大和表具」等が現在の様式になったものと想定されます。
また表具の呼び名も時代と共に変遷し「掛け物」「掛け字」「掛け絵」「福」あるいは単に「絵」と呼ばれていました。

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