緊急情報

現在情報はありません。

更新日:2023年11月1日

ページID:43352

ここから本文です。

児童文学館に関するプレスリリース

情報ルームへ戻る

 2022年(令和4年)5月26日 江戸川区角野栄子児童文学館の愛称とロゴを6月から募集

施設をより身近に感じてもらえるように

『魔女の宅急便』などの作者として知られる江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家の角野栄子(かどのえいこ)さん。江戸川区は令和5年11月、角野さんの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する施設として「江戸川区角野栄子児童文学館(なぎさ公園・展望の丘/南葛西7丁目)」を開設します。施設のオープンに向けて、同館の愛称とロゴを6月1日(水曜日)から募集します。

幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが創作活動に生かされています。国際的にも高く評価され、平成30年に児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。翌年、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、角野さんの偉業を称えました。区はこれまでの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館の開設を計画。設計パートナーとして「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを迎え、令和5年11月(注)の開設に向けて、昨年10月から建設工事を始めています。

愛称とロゴは、来年のオープンに向け、より多くの方に児童文学館を身近に感じてもらい、来館してもらうために、公募することとなりました。愛称は自由記述で、ロゴは角野さんの文学世界をイメージするいちご色を用いて、建物の特徴である屋根(フラワールーフ)をデザイン化した8つのデザイン案から1つ選択してもらいます。区ホームページから誰でも応募することができます。結果は、角野さん含む審査会で厳選のうえ11月頃に発表予定です。募集期間は6月1日(水曜日)から30日(木曜日)まで。

児童文学館を担当する新庁舎・施設整備部計画課の田森健志(たもりたけし)課長は、「今回の愛称募集とロゴマークへの投票をきっかけに、多くの方に児童文学館を知っていただき、完成までのワクワク感を高めてもらえれば嬉しいです」と話しています。

(注)令和5年7月開館予定で準備を進めてきましたが、同館の運営体制を万全なものにするため、オープン時期を令和5年11月に変更しています。

江戸川区角野栄子児童文学館

  • 所在地:江戸川区南葛西7丁目3番1号(なぎさ公園内)
  • 開設:令和5年11月
  • 敷地面積:63,028平方メートル
  • 建物規模:地上3階建
  • 延床面積:1,659.38平方メートル
  • 施設内容:展示室、読書エリア、カフェ等

イメージ図

ページの先頭へ戻る

 2021年(令和3年)6月8日 「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展 本日から開催

“児童文学作家の角野栄子さんとコラボしたオリジナルデザインマンホール蓋が初披露”

『魔女の宅急便』などの原作者として知られる国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。令和5年7月の開設に向けて、いよいよ着工となる「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」のパネル展が本日(8日)から17日(木曜日)まで、区役所本庁舎(中央1丁目)にて開催中です。完成予想図や模型の展示を始めとして、同氏を主人公の「キキ」に見立てたオリジナルデザインマンホール蓋が初披露となりました。

写真:「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展の様子

幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが生かされた創作活動は、国際的にも高く評価され、平成30年に「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞されました。その偉業を称えようと、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、初の受賞者として角野さんに贈りました。さらにその功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を開設しようと、設計パートナーとして「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを迎え、令和5年7月の開設に向けて、6月下旬から建設工事が始まります。

今回のパネル展で初披露となるデザインマンホール蓋は、児童文学館の開設に向けて、角野さんの功績や本区にゆかりのあることを多くの人に知ってもらいたいために制作。代表作である『魔女の宅急便』をモチーフにして、児童文学作家のくぼしまりおさんにデザインしてもらいました。可愛らしく親しみを感じさせるオリジナルキャラクターは、いちご色を背景として、主人公の「キキ」に見立てた角野さんと黒猫の「ジジ」を描いたものです。6月30日(水曜日)から、開設予定地である「なぎさ公園(南葛西7丁目)」正面のほか、西葛西駅及び葛西駅の駅前広場に設置されます。

本日(8日)から開催となった「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展。実物が展示されたオリジナルデザインマンホール蓋は、その可愛らしいデザインとは裏腹に、直径60センチメートル、約40キログラムの大きさで、間近で見ると重量感が伝わります。その他いよいよ着工となる児童文学館の完成予想図や200分の1スケールの模型などが展示され、角野さんの世界観を存分に楽しむことができます。同展に来場した20代の女性は、「いちご色のマンホールは珍しく、駅に向かう楽しみができた。文学館の完成が待ち遠しい」と話しています。

「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展は、区役所本庁舎1階で本日(8日)午前9時から17日(木曜日)15時まで開催(17時以降及び土曜日・日曜日の閉庁時を除く)。

写真:オリジナルデザインマンホール蓋

ページの先頭へ戻る

 2021年(令和3年)6月4日 「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展 8日から開催

“児童文学作家の角野栄子さんとコラボしたオリジナルデザインマンホール蓋が初披露”

『魔女の宅急便』などの原作者として知られる国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。令和5年7月の開設に向けて、今年いよいよ着工となる「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」のパネル展が、区役所本庁舎(中央1丁目)で8日(火曜日)から開催されます。完成予想図や模型の展示を始めとして、同氏を主人公の「キキ」に見立てたオリジナルデザインマンホール蓋が初披露となります。

「キキ」に見立てたオリジナルデザインマンホール蓋幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが生かされた創作活動は、国際的にも高く評価され、平成30年に「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞されました。その偉業を称えようと、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、初の受賞者として角野さんに贈りました。さらにその功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を建設しようと、設計パートナーとして「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを迎え、令和5年7月の開設に向けて、今年中に建設工事が始まります。

今回のパネル展で初披露となるデザインマンホール蓋は、児童文学館の開設に向けて、角野さんの功績や本区にゆかりのあることを多くの人に知ってもらうことを意図したもの。代表作である『魔女の宅急便』をモチーフにして、児童文学作家のくぼしまりおさんにデザインしてもらいました。可愛らしく親しみを感じさせるオリジナルキャラクターは、いちご色を背景として、主人公の「キキ」に見立てた角野さんと黒猫の「ジジ」を描いたものです。今月下旬から、開設予定地である「なぎさ公園(南葛西7丁目)」正面のほか、西葛西駅及び葛西駅の駅前広場に設置されます。

「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展は8日(火曜日)から区役所本庁舎で開催。オリジナルデザインマンホール蓋に加えて、いよいよ着工となる児童文学館の完成予想図や模型の展示なども設けており、角野さんの世界観を存分に楽しむことができます。

「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」パネル展

日時

令和3年6月8日(火曜日)午前9時から17日(木曜日)まで

場所

区役所本庁舎(中央1丁目4番1号)

内容

オリジナルデザインマンホール、児童文学館の完成予想図や模型などを展示

ページの先頭へ戻る

 2020年(令和2年)10月27日:(仮称)「江戸川区角野栄子児童文学館」基本設計 報道機関向け発表会を本日開催

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。その功績や作品の世界観を伝える「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」(なぎさ公園・展望の丘/南葛西7丁目)の建設に向けて、区はこのたび基本設計をまとめ、江戸川区役所本庁舎(中央1丁目)にて本日(27日)、報道機関向け発表会を行いました。

写真:報道機関向け発表会の様子幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが生かされた創作活動は、国際的にも高く評価され、平成30年に「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞されました。その偉業を称えようと、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、初の受賞者として角野さんに贈りました。さらにその功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を建設しようと、昨年9月に基本構想を発表。また本年1月には、設計パートナーとして新国立競技場(新宿区霞ヶ丘)の設計を担当した「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを選定。来年度中に建設工事を開始して、令和5年7月の開設に向けた準備を進めています。

本日(27日)午後1時30分から区役所本庁舎で行った発表会では、オンラインで角野さんと設計パートナーの隈研吾(くまけんご)さんも交えて、斉藤区長から基本設計の概要を説明。そのコンセプトは、建築・造園・展示が一体的につながる「ものがたりの世界」です。建設地である「なぎさ公園・展望の丘」は、春には1万株のツツジが咲き誇り、丘の上からは旧江戸川や併設されたポニーランドを見渡せるなど、緑豊かな環境につつまれています。この環境を活かして、子どもたちが想像力豊かな心を育めるような施設づくりを力強く語りました。さらにフラワールーフが特徴的な施設の外観や「コリコの街」の世界観を“いちご色”で再現した内装イメージなどを初めて公表。「コリコの街」に込めた思いを角野さんは「思い出をつくってほしい。私自身も子どもの頃に江戸川のほとりで遊んだ記憶が今の力となっている。今の子どもたちにもそういった場を提供したいし、発見と想像力と冒険を見出せる空間としたい」と話しました。また隈さんは、今回の設計で重視した点について、「角野さんの世界観に合致するように周辺環境との調和を図った。特に花をイメージした屋根は見るものの心を暖かくしてくれるし、外観の白色は園内の豊かな緑や内装の“いちご色”を引き立てて、この場所に一番ふさわしい建物になる」と話しました。

斉藤区長は「未来を担う子どもたちが角野さんの世界に触れ、児童文学に親しんでもらうことを通して、豊かな想像力を育む場としたい。角野さんと隈さんのコラボで作り出される唯一の空間となるので、全国に誇れる施設を目指していきます」と話しています。

写真:左から角野栄子さん、斉藤猛区長、隈研吾さん

(仮称)「江戸川区角野栄子児童文学館」概要

建設地

東京都江戸川区南葛西7丁目3番1号(なぎさ公園内)

敷地面積:63,028平方メートル 建築面積:1190.80平方メートル 延床面積:1613.95平方メートル

施設内容

鉄筋コンクリート造・鉄骨造・地上3階建て

1階:読書・展示エリア、シアター 2階:展示室、読書テラス 3階:カフェ

ページの先頭へ戻る

 2020年(令和2年)10月20日:(仮称)「江戸川区角野栄子児童文学館」基本設計 報道機関向けに発表会を27日開催

“建築・造園・展示が一体的につながる「ものがたりの世界」”

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。その功績や作品の世界観を伝える「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」(なぎさ公園・展望の丘/南葛西7丁目)の建設に向けて、区はこのたび基本設計をまとめ、江戸川区役所本庁舎(中央1丁目)にて27日、報道機関向け発表会を行います。なお当日は、角野さんと設計パートナーの隈研吾(くまけんご)さんもオンラインで同席されます。

幼少期から20代前半までを江戸川区北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが生かされた創作活動は、国際的にも高く評価され、平成30年に児童文学のノーベル賞ともいわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞されました。その偉業を称えようと、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、初の受賞者として角野さんに贈りました。さらに、角野さんの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を建設しようと、昨年9月に基本構想を発表。また本年1月には、設計パートナーとして新国立競技場(新宿区霞ヶ丘)の設計を担当した「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを選定。今後、来年度中に建設工事を開始して、令和5年7月の開設に向けた準備を進めます。

今回公表する基本設計のコンセプトは、建築・造園・展示が一体的につながる「ものがたりの世界」。建設地である「なぎさ公園・展望の丘」は、春には1万株のツツジが咲き誇り、丘の上からは旧江戸川や併設されたポニーランドを見渡せるなど、緑豊かな環境につつまれています。この環境を活かして、四季折々の表情が楽しめる区の新たな名所を目指します。また作成にあたっては、作品の世界観を十分に表現できるよう角野さんにもご意見をいただきました。

27日(火曜日)午後1時30分から区役所本庁舎で行う発表会では、基本設計の概要を説明するとともに、完成予想図や「コリコの街」の世界観を再現した内装イメージなどを初めて公表します。その後、オンラインで角野さんと隈さんを交えて、斉藤区長とともに児童文学館の開設に向けた思いを語ってもらいます。なお会見の様子は、関係者に向けてWEB配信も行います。

(注)取材を希望される報道機関の皆様は、23日(金曜日)午後4時までに広報課報道係までご連絡をお願いいたします。

(仮称)「江戸川区角野栄子児童文学館」基本設計発表 記者会見

場所

江戸川区役所(中央1丁目)4階第1~3委員会室

日時

令和2年10月27日(火曜日)午後1時30分から

内容

基本設計の説明、角野さん・隈さん・斉藤区長によるトークセッション、質疑応答

備考

会見の様子は、関係者に向けてWEB配信も実施

ページの先頭へ戻る

 2020年(令和2年)1月15日:設計パートナーに隈研吾氏、今日初対面

“「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」開設に向け”

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。角野さんの功績や作品の世界観を伝える児童文学館(なぎさ公園・展望の丘/南葛西7丁目/2022年度中開館予定)の建設に向け、区は設計パートナーとして新国立競技場(新宿区霞ヶ丘)の設計を担当した「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを選定。本日(15日)14時15分から、江戸川区役所(中央1丁目)において、角野栄子さんと隈研吾さん、斉藤猛区長らが初顔合わせを行いました。

角野さんは幼少期から20代前半までを江戸川区北小岩で暮らしました。幼い頃に江戸川のほとりで遊んだ体験などが創作活動に生かされています。区では、国際アンデルセン賞作家賞に選ばれたことを受け、「江戸川区区民栄誉賞」を創設。初の受賞者として、その偉業を称えました。その後、区は角野さんの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を「なぎさ公園」に建設する計画を決定。2022年の開設に向け、昨年9月に基本構想を公表しました。構想の発表会見で角野さんは、「子どもたちの気持ちがワクワクするような施設になったらいい」と話しました。

建設地の「なぎさ公園・展望の丘」は、葛西臨海公園(臨海町6丁目)に程近い旧江戸川沿いの公園。春には1万株のツツジなどが咲き誇る、花と緑溢れる自然豊かな公園です。丘の上からは旧江戸川を見渡すことができ、併設のポニーランドや園内を走るシャトルバスは区内外から来園者から人気を集めています。今回区が公募したプロポーザルにおいて、隈研吾建築都市設計事務所は、公園の景観などに調和した建築物や設備、展示内容を提案。児童文学館の基本構想を最大限に具現化できる事業者として設計パートナーに選定されました。

本日(15日)、江戸川区役所において角野さん、隈さん、斉藤区長の三者が初めて面会しました。斉藤区長は設計案にあった「五感で本を感じる」といったフレーズについて触れ、内容を高く評価しました。これを受け、隈さんは「デジタルの時代だからこそ五感で本を感じることができる場所ができたらいいと思いました」と答えました。

面会後、三者は報道機関の取材に応じ、隈さんは「角野先生の作品の大ファンである。公園と一体になって先生の作品を味わえたら最高だと思う。子どもに楽しんでもらえるような施設ができたら、自分にとってもこんなに楽しいことはないと思いました」と話しました。

また、角野さんは「五感を使うことは私もずっと考えていた。言葉というものを頭の中だけではなく身体全体で持つということを思っているので大賛成である。子どもたちの記憶に残る場所になったらいいと思います」と話しました。

最後に斉藤区長は、「角野さんの世界観を隈さんが具現化して頂けるということ。世界で活躍する二人が造る児童文学館は世界で初めてとなる。子どもたちが豊かな想像力を育む場になればいいと思います」と期待を込めました。

今回設計パートナーには、統括・建築担当の株式会社隈研吾建築都市設計事務所のほかに、造園担当に株式会社クロス・ポイント、展示担当に株式会社乃村工藝社が選定されました。

ページの先頭へ戻る

 2019年(令和元年)9月11日:「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」基本構想発表

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家、角野栄子(かどのえいこ)さんが本日(11日)、斉藤猛江戸川区長と記者会見を開き、「なぎさ公園(南葛西7丁目)」に建設予定の「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本構想を発表しました。

角野さんは幼少期から20代前半までを江戸川区北小岩で暮らしました。2018年8月、児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞作家賞に選ばれたことを受け、区はその功績を称えようと同年12月に「江戸川区区民栄誉賞」を創設。今年1月に初の受賞者として表彰しました。その後、角野さんの作品の世界観とその功績を後世に継承し、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を「なぎさ公園」に開設する計画を公表。今年5月、斉藤区長は角野さんに全面的な協力を依頼し、相互に連携を強化する確認書を取り交わし、基本構想の検討を重ねてきました。

基本構想で掲げる施設の目的は3つ。1「角野栄子氏の偉大な功績と、その物語の世界観を、区の誇る文化として継承し、児童文学の素晴らしさを発信していく」、2「子どもたち自身が自由に『本』と親しむ場をつくる」、3「イベントや体験を通して、子どもたちの想像力と創造力を育む場にする」としています。具体的な内容案について、1では角野さんの功績や資料を展示するとともに、角野さんが創作活動をする仕事部屋を模した空間をつくります。2では、角野作品をはじめ世界の児童文学作品の収蔵や、「魔女の宅急便」原作の「コリコの町」の雰囲気をイメージした読書室(添付イラスト)を設け、子どもたちが自由に本を選び、自由に読書ができる環境をつくります。3では、お話し会や工作などの様々な催しによって、豊かな感性を育む機会をつくります。なお、施設との調和を図るために、周辺の環境整備も行う予定です。

会見で斉藤区長は「角野先生の世界観や偉大な功績を江戸川区民そして全国の子どもたちに享受してもらいたい。児童文学館ができることで、江戸川区の文化の幅が広がるとともに、新たな化学反応が起こるのではないかと期待しています」と話しました。また、角野さんは、「子どもたちが自由に本に接したり、物語の世界を想ったり、そこからまた何かを生んでいこうと思ったり、そういう空間を作りたい。大人のおしつけではなく、子どもたちの気持ちがワクワクするような施設になったらいいなと思います」と話しました。

同館は「なぎさ公園」内の展望の丘の広場約800平方メートルに建設される予定。区は2022年度中の開館に向けて、今後基本設計・実施設計を行うパートナー企業を公募する予定です。

2

ページの先頭へ戻る

 2019年(令和元年)8月30日:(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館建設基本構想発表 11日記者会見

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。「なぎさ公園(南葛西7丁目)」に建設予定である角野さんの作品の世界観を伝える児童文学館の開設に向け、11日(水曜日)に角野さんと斉藤猛江戸川区長による記者会見を開催し基本構想を発表します。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らし、区立中小岩小学校(北小岩3丁目)に通いました。国際アンデルセン賞作家賞に選ばれたことを受け、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、その偉業を称えました。区は、角野さんの功績や世界観を享受し、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を開設する計画を公表。これまで角野さんを中心に基本構想の検討を重ねてきました。

当日(11日)13時30分から、角野さんと斉藤区長がグリーンパレス(松島1丁目)で記者会見を開催。施設コンセプトや機能、開設スケジュールなどの基本構想を発表します。また、角野さんの御令嬢で作家のくぼしまりおさんが描いた「魔女の宅急便」の街コリコの世界をイメージした施設一部のイラスト、刊行物などに利用するロゴマークも公表する予定です。

「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」基本構想発表会見

日時

令和元年9月11日(水曜日)13時30分~14時30分

会場

グリーンパレス2階 芙蓉の間(住所:江戸川区松島1丁目38番1号/電話:03-3653-5151)

内容

  1. 区長あいさつ
  2. 角野栄子さんあいさつ
  3. 基本構想の説明
  4. 質疑応答

取材申し込みについて

会場準備の都合上、9月9日(月曜日)午後4時までに江戸川区広報課報道係(電話:03-5662-0402)へご連絡をお願いします。

ページの先頭へ戻る

 2019年(令和元年)5月23日:「児童文学館」建設に向け、角野栄子さんと「確認書」取り交わす

"子どもたちの思い出の場所になって欲しい"

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さんが本日(23日)午後2時、江戸川区役所(中央1丁目)本庁舎を訪れ、新たに就任した斉藤猛区長と面会しました。「なぎさ公園(南葛西7丁目)」に建設予定である角野さんの作品の世界観を伝える児童文学館の開設に向け、相互に連携を強化する「確認書」を取り交わしました。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らし、区立中小岩小学校に通われました。区は国際アンデルセン賞作家賞に選ばれたことを受け、その功績を称えようと「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、1月23日に表彰式を執り行いました。同日開催された記念講演会で角野さんは、「幼い頃に区内で過ごした情景や経験が作品に影響を与えている」と語り、「アンデルセン賞の受賞によって扉がもう一度開いた。小岩を舞台にした物語を書いてみたい」と話し会場を沸かせました。

区は今年度から、角野さんの夢や想像力溢れる世界観とその功績を後世に継承し、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を開設する計画を公表。2022年度中の開館に向けて、斉藤区長は角野さんに全面的な協力を依頼し、相互に連携を強化することとしています。

本日(23日)14時、角野さんらは江戸川区役所に来庁し、斉藤区長と面会しました。建設予定地である「なぎさ公園」について角野さんは、「多くの花が咲き、自然のものが溢れている場所。とても品のいい公園ですね」と印象を語りました。また、クローバーが咲く江戸川の土手で寝転がり遊んでいたなど、幼少期に江戸川区で過ごした思い出を語り、「子どもの頃の記憶はいつまでも残っていますね」と話しました。その後、角野さんと斉藤区長は、2022年度中に開設を目指し、角野さんが専門的見地から必要な提言・助言を行うことなどを決めた「(仮称)江戸川区児童文学館開設に向けた相互連携・協力に関わる確認書」を取り交わしました。

面会後、斉藤区長は「角野先生の功績や作品の世界観を知ってもらい、多くの子どもたちが創造性を育んでいただけるような場所にしたい」と話しました。また、角野さんは「子どもたちがワクワクするような気持ちになる魅力的なところにしたい」と意気込み、「江戸川が私の思い出の場所であったように、児童文学館が子どもたちの思い出の場所になればいいですね」と笑顔で話しました。

今後区は、建設に向けて角野さんから提案や助言をもらうなどして協議を重ね、世界に誇る児童文学館開設の計画を進めていきます。

ページの先頭へ戻る

 2019年(令和元年)5月16日:児童文学館開設に向け、角野栄子さんと斉藤猛区長が連携強化!

”世界に誇る児童文学館、開設に向け想いを語る”

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さんが23日(木曜日)、江戸川区役所(中央1丁目)本庁舎を訪れ、新たに就任した斉藤猛区長と初めて面会します。「なぎさ公園(南葛西7丁目)」に建設予定である角野さんの作品の世界観を伝える児童文学館の開設に向け、斉藤区長は角野さんに全面プロデュースを依頼。相互に連携を強化する確認書を取り交わします。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らし、区立中小岩小学校に通われました。区は国際アンデルセン賞作家賞に選ばれたことを受け、その功績を称えようと「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、1月23日に表彰式を執り行いました。同日開催された記念講演会で角野さんは、「幼い頃に区内で過ごした情景や経験が作品に影響を与えている」と語り、「アンデルセン賞の受賞によって扉がもう一度開いた。小岩を舞台にした物語を書いてみたい」と話し会場を沸かせました。

区は今年度から、角野さんの夢や想像力溢れる世界観とその功績を後世に継承し、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館を開設する計画を公表。2022年度中の開館に向けて、斉藤区長は角野さんに本格的なプロデュースを依頼し、相互に連携を強化することとしています。

当日(23日)は、角野さんと区が連携強化を図る確認書を取り交わす予定。角野さん本人から、児童文学館開設に向けた想いや構想をお話し頂きます。

取材を希望される報道機関の皆様は21日(火曜日)までに報道係(電話:03-5662-0402)へご連絡をお願い致します。

ページの先頭へ戻る

 2019年(平成31年)1月23日:角野栄子さん「区民栄誉賞表彰式」「受賞記念講演会」

創設初の授与 区ゆかりの児童文学作家・角野さんに

「魔女の宅急便」などの原作者として知られ、児童文学のノーベル賞と称される「国際アンデルセン賞」の作家賞を受賞した本区ゆかりの児童文学作家・角野栄子(かどのえいこ/84歳)さんの功績を称え、区は本日(23日)、創設初の「江戸川区区民栄誉賞」を贈りました。タワーホール船堀(船堀4丁目)で開かれた、同表彰式には角野さんが出席。受賞を記念して開催された講演会には、区民ら約250名が参加しました。

「江戸川区区民栄誉賞」は、芸術文化、学術研究、スポーツなどの分野で国際的・全国的に高い評価を得て、区民に明るい希望を与え、江戸川区の名を高めた区民やゆかりのある方を表彰する制度。角野さんが昨年3月、児童文学のノーベル賞と称される「国際アンデルセン賞」の作家賞に選ばれたことを機に、その功績を称えようと昨年12月に創設されました。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らし、区立中小岩小学校に通われました。2015年1月1日号の広報えどがわ新春企画では、多田正見江戸川区長と対談。角野さんは当時を振り返り「幼い頃に見たり感じたりした小岩の風景は今でも忘れられません。時にそのシーンが、作品に表現されている気がします」と語っています。

本日(23日)午前10時30分から行われた表彰式では、区議会各会派の代表議員や区幹部が参列するなか、角野さんは赤色の眼鏡に黒のワンピース姿で入場。多田正見江戸川区長から「子どもから大人まで多くの人々に夢と感動を与え続けています。区民の総意として祝意を表します」と表彰状が手渡されました。

また、午前11時30分から行われた講演会では、小岩で過ごした情景や経験が作品に影響を与えていることなどを語りました。講演会終盤には、絵本「魔女からの手紙」の一部を読み上げ、「本は終わったところから扉が開いて、また新たな物語がその人の中に芽生えていく」と話し「アンデルセン賞をいただいて私の扉がもう一回開きました。今回、光栄ある区民栄誉賞をいただきましたので、小岩を舞台に(物語を)書いてみたいと思いました」と冗談交じりに語り、会場を沸かせました。

講演会に参加した50代女性は「世界的に活躍する作家さんが江戸川区とゆかりがあるのは大変光栄なことだと思いました。角野さんの作品をもっと読みたいです」と笑顔で話しました。

写真:角野栄子さんによる講演の様子

ページの先頭へ戻る

 2019年(平成31年)1月15日:角野栄子さん「区民栄誉賞表彰式」「受賞記念講演会」

「魔女の宅急便」などの原作者として知られ、昨年には「国際アンデルセン賞」の作家賞に選ばれた、区ゆかりの児童文学作家・角野栄子(かどのえいこ/84歳)さんの功績を讃え、「江戸川区区民栄誉賞表彰式」、「受賞記念講演会」が23日(水曜日)、タワーホール船堀(船堀4丁目)で開かれます。

「江戸川区区民栄誉賞」は、芸術文化、学術研究、スポーツなどの分野で国際的・全国的に高い評価を得て、区民に明るい希望を与え、江戸川区の名を高めた区民やゆかりのある方を表彰する制度。角野さんが昨年3月、児童文学のノーベル賞と称される「国際アンデルセン賞作家賞」に選ばれたことを機に、その功績を称えようと創設されました。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らしました。2015年1月1日号の広報えどがわ新春企画では、多田正見江戸川区長と対談。角野さんは当時を振り返り「幼い頃に見たり感じたりした小岩の風景は今でも忘れられません。時にそのシーンが、作品に表現されている気がします」と語っています。本区では昨年4月、国際アンデルセン賞受賞を記念して、区立図書館で特別展示を開催。角野さんが区へ寄贈されたサイン本や原稿の写しなどを、角野さんの自宅にある赤い本棚を模した棚に展示するなどして、角野さんの功績を祝いました。

当日(23日)午前10時30分から行われる表彰式では、多田正見江戸川区長から角野さんに表彰状を贈呈し、式辞が述べられます。式には、区議会議員や区幹部が出席します。表彰式終了後は、区民らを対象とした受賞記念講演会を開催。本区で過ごした幼少期の思い出や、数々の作品に込められた思いなどについて角野さんからお話しいただきます。

  • 「江戸川区区民栄誉賞表彰式」

日時:平成31年1月23日(水曜日)午前10時30分から

場所:タワーホール船堀2階「蓬莱の間」

(注)表彰式後、ぶら下がり取材を予定しています

  • 「受賞記念講演会」

日時:平成31年1月23日(水曜日)午前11時30分から午後0時30分

場所:タワーホール船堀5階「小ホール」

ページの先頭へ戻る

 2018年(平成30年)12月25日:初の「江戸川区区民栄誉賞」児童文学作家・角野栄子さんに

"ゆかりの作家、区民の誇りとして受賞第1号"

「魔女の宅急便」などの原作者として知られる区ゆかりの児童文学作家、角野栄子(かどのえいこ/83歳)さんが、新たに創設された「江戸川区区民栄誉賞」初の受賞者に決まりました。授賞式は来年1月23日(水曜日)、タワーホール船堀(船堀4丁目)で開かれます。

「江戸川区区民栄誉賞」は、芸術文化、学術研究、スポーツなどの分野で国際的・全国的に高い評価を得て、区民に明るい希望を与え、江戸川区の名を高めた区民やゆかりのある方を表彰する制度。角野さんが今年3月、児童文学のノーベル賞と称される「国際アンデルセン賞作家賞」に選ばれたことを機に、その功績を称えようと創設されました。

角野さんは幼少期から20代前半まで江戸川区北小岩で暮らしました。2015年1月1日号の広報えどがわ新春企画では、多田正見江戸川区長と対談。角野さんは当時を振り返り、「幼い頃に見たり感じたりした小岩の風景は今でも忘れられません。時にそのシーンが、作品に表現されている気がします」と語っています。本区では今年4月、国際アンデルセン賞受賞を記念して、区立図書館で特別展示を開催。区へ寄贈されたサイン本や原稿の写し、幼少期に暮らした思い出の写真などを角野さんの自宅にある赤い本棚を模した棚に並べて展示するなどして区ゆかりの作家である角野さんの功績を祝いました。

21日に(金曜日)開かれた江戸川区区民栄誉賞表彰審査会では、表彰候補者として諮問された角野栄子さんについて、受賞は適当であると区長に答申。同賞初の受賞者として決定しました。「江戸川区区民栄誉賞受賞式」は、平成31年1月23日(水曜日)にタワーホール船堀(船堀4丁目)で開催。受賞記念講演会を同日午前11時30分から同館5階小ホールで行います。

「江戸川区区民栄誉賞受賞記念講演会」

日時

平成31年1月23日(水曜日)11時30分~12時30分

場所

タワーホール船堀5階小ホール

対象

区内在住・在勤・在学の方230人(抽選)

申込方法

往復ハガキに住所、氏名、電話、在勤・在学は勤務先や学校名、同伴者の人数(1人まで可)を記入して1月9日までに郵送で申し込み

申込先

〒132-8501江戸川区中央1丁目4番1号 江戸川区総務課総務係

角野栄子さん

ページの先頭へ戻る

 (展示は終了しています)2018年(平成30年)4月3日:アンデルセン賞 角野栄子さん 区立図書館で特集展示 開催中

“「魔女の宅急便」などで知られる江戸川区ゆかりの童話作家”

児童文学の名作「魔女の宅急便」などの作者として知られる絵本・童話作家角野栄子(かどのえいこ)さんが、「2018年国際アンデルセン賞 作家賞」に選ばれたことを記念し、区立中央図書館(中央3丁目)など区立図書館各館で特集展示を開催しています。(注:毎月第4月曜日休館)
「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれる国際アンデルセン賞とは、1953年に創設された国際児童図書評議会(通称IBBY)によって選ばれる子どもの本の国際的な賞であり、長年にわたり児童文学に貢献してきた作家や画家に対し隔年で授与されます。今年3月26日に角野栄子さんが作家賞に選ばれ、まど・みちおさん(1994年)、上橋菜穂子さん(2014年)に続く、日本人3人目の受賞となりました。

昭和13年、角野さんは3歳の頃、江戸川区北小岩に移り住み20代前半まで暮らしました。当時の小岩は、田んぼが一面に広がる自然豊かな環境で、真っ白なクローバーの花が咲いた江戸川の河辺では、友人と一緒に走り回ったり、美しい川で泳いだりしました。こうした幼い頃の経験は、角野さんの作品のシーンに表現されています。

区立図書館では、角野さんの作品261タイトル2543冊を所蔵し、各館で貸出しを行うほか、展示コーナーでは「魔法をひとつだれでも持っている」といった直筆メッセージや人気シリーズ「おばけのソッチ、おねえちゃんになりたい!」のサイン本展示をはじめ、「魔女の宅急便」第一章の手書き原稿の写し、小岩の自宅で撮影された家族写真の展示など、各館で趣向を凝らして、作家賞に選ばれた角野さんをお祝いしています。また、中央図書館では、こどもの読書週間(4月23日~5月12日)にあわせ、“賞をとったこどもの本”と題し、国内外の賞を受賞した児童作品100点に加え、角野さんの作品80点を5月27日まで展示しています。

おばあちゃんと一緒に従兄妹同士で会場に来ていた2年生の女子児童は、「アニメ映画の魔女の宅急便が好きです。今度本も読んでみたいです」と話していました。

写真:特別展示の様子

ページの先頭へ戻る


このページに関するお問い合わせ

このページは文化共育部文化課が担当しています。

  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Facebook
  • YouTube
  • えどがわ区民ニュース