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更新日:2023年11月3日

ページID:46486

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みなさん こんにちは、私は角野栄子です。

「魔法の文学館」にようこそいらっしゃいました。

みなさんにお会いできて、とってもうれしいです。

ここは不思議な文学館なんですよ。

どう不思議かというと、

読み始めたら、止まらない、止まらない、面白い本がいっぱいあるんです。

自由に手にとって、探してください。見つけてください。

きっと一生のお友達になれる本と出会えると思いますよ。

ここでは、私の本の主人公たちも、お待ちしてますよ。

魔女のキキとクロネコのジジ、食いしん坊の小さなおばけ、アッチ、りんごちゃんもいますよ・・それから・・・

もっともっとたくさんの面白い主人公たちがあなた達を待ってますよ。

仲良しになってね。お友達になってくださいね。


この子の名前はキキです。

ほうきで空を飛ぶことができる、ちょっと変わった女の子です。

ある満月の夜、

キキは一人前の魔女になるために、仲良しの黒猫ジジと一緒に旅に出ます。

すいすい気持ちよく旅を続けていると、家もえんとつも時計台も、すべていちご色をした不思議な町を見つけました。


キキ 「わー、全部いちご色よ!すてき!私この町に住んでみたいな」

ジジ 「いちごだ!いちごだ!美味しそうな町だね。僕もすみたーい。だいさんせいだよ!」

キキ 「じゃ、きまりね。さあいきましょう。」

そこは「コリコの町」でした。


このいちご色のコリコの町には、本がたくさんありますよ。

あなたの好きな本を見つけてくださいね。きっと見つかりますよ。

見つけるだけでも楽しいけど、読んだらもっと楽しくなるわ。

読んだら、あなたも、おはなしを書きたくなるかもしれないわね。

毎日が嬉しくて、心が弾んできますよ。

そしてその本はあなたにとって、一生忘れられない思い出になるでしょう。

これは本が持っている魔法です。

おや、キキはたった一つ持っている魔法を生かして、このいちご色の町で、「宅急便屋さん」を始めたようですよ。

「キキに運んでもらうと、とってもうれしくなるんだよ、これって不思議だね。」
町の人も大喜びです。


この文学館は、皆さんの魔法の町です。

皆さんの心のなかに、物語が生まれる町です。

この町で、自分だけの魔法を見つけてくださいね。

本をひらけば 楽しい世界!

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