管理職の先輩職員より

これまでの経歴

• 平成14年度採用、福祉部生活援護第一課第四係
• 平成22年度主任主事選考合格
• 平成23年度主任主事昇任、健康部保健予防課庶務係
• 平成28年度係長昇任選考合格
• 平成29年度係長級昇任、福祉部福祉推進課庶務係
• 平成30年度管理職選考合格
• 令和4年度管理職昇任、子ども家庭部児童家庭課

（注）昇任制度は当時のものであり、最新の制度と異なる場合があります。

（注）上記の経歴は抜粋したものを掲載しております。

江戸川区を選んだ理由

前職で民間企業に勤める中で、初めて、ひとりの社会人として、当たり前と思っていた健康保険や年金制度の大切さ、行政サービスの有難さを知りました。私自身も地元の公務員として、「生涯ここで生活していきたい」と思える魅力あるまちづくりに貢献したいと思いました。

仕事をする上で大切にしていること

身近で話しやすい雰囲気づくりです。「気軽に声をかけること」「かけられること」は、相談のハードルが低いので、問題が軽いうちに解決できる可能性が高くなりますし、お互い安心感を持つことができます。窓口業務も含めて話しやすい雰囲気は一番大事だと思っています。

仕事のやりがい（魅力）を教えてください

どんな仕事でもそうだと思いますが、大小に関わらず、やりがいが現れるときは、自分の仕事の意義を理解し、人に必要とされ、役に立っていることを実感したときだと思います。そして、そこに使命感を帯びた瞬間に、仕事へのプロ意識が芽生えると思います。区の仕事は、区民が安心して日常を過ごすための大切な仕事が詰まっていますから、多くのやりがいを感じられると思います。

具体的なエピソードを教えてください

生活援護第一課の業務では、支援が必要な方の生活に向き合って仕事を行っていました。相手方の人生に向き合うことは重責のある仕事でしたが、真摯に向き合った結果、自立に向けて前向きになってくれた瞬間に自分がやるべき仕事の意義を感じました。

また、葛西事務所保険年金係での業務では、国民健康保険の加入脱退手続き業務などを行っていました。国民健康保険の加入手続きを行い、保険証をお渡しした際に、「これで病院に行けます。ありがとう。」と言われた時、大事な仕事をさせてもらえていることを実感しました。

江戸川区の魅力を教えてください

自分達のまちを、自分達の力で良くしていこうと、地域の住民の方が活動されているところが魅力です。仕事を通じてつながったボランティア団体の方のお話を聴く機会がありました。ボランティア活動時の写真を拝見しながら、お話を聴いていると、本当にキラキラしていて、心底、無償の愛を感じました。このように地域で活躍されている方が多くいらっしゃるのが江戸川区の魅力だと思います。

管理職や係長職のやりがいを教えてください

課や係を管理する立場になりますので、リーダーシップを発揮していくことが必要だと思います。そのため、職場の仲間との関係づくりを意識しています。

新たなスキルが必要となり大変な面もありますが、管理する立場になることで係員全員と話す機会が増え、より職場の仲間との信頼関係は深まったと思います。

管理職としては、まだ年数が浅いためやりがいを感じるのはもう少し先だと感じていますが、チームを作っていく楽しさや仲介役となってまとめていくやりがいは係長時代を含めて感じています。

子育てしながら仕事はできますか

子どもが熱を出した時など、急遽休まなければいけない場面でも、相談すると快く休みを取ることができます。職場の理解もあるので、子育てしながらでも仕事はしやすい環境です。

受験する皆さんへメッセージ

区の職員は、様々な部署を経験します。希望する職場や自分に適していると思っている職場以外にも配属することがあります。そこで、自分も知らなかった仕事の適性を発揮したり、多様な経験の中で厚みを持って物事を見る力が養われる良さがあります。何よりも、助け合える沢山の仲間ができます。

自分自身の能力や適性が広がるのは公務員ならではだと思います。区政を支える一員として、一緒に仕事ができることを楽しみにしています！