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更新日:2023年12月7日

ページID:50147

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入区5年目、子ども家庭部援助課の先輩から(令和5年度掲載)

箱庭を用いて観察を行っている様子

「箱庭」を用いて、心理状態などを見ます。

仕事内容

  • 心理面接や心理検査などによる子どものアセスメント。
  • 子どもや保護者などに対し、子どもの特性や心の状態などについて伝え、支援する。
  • 児童養護施設や学校などの関係機関との連携(関係者会議への出席など)。
  • 愛の手帳の判定業務。
  • 面接記録(経過記録)や心理所見の作成。

おもちゃなどで遊んでいる子どもを観察する様子

児童相談所では、おもちゃなどで遊びリラックスした状態のお子さんを見て心理状況を観察しています。

江戸川区を選んだ理由

区の児童相談所開設が23区の中でも特に早く、説明会で職員の方々のお話を聞いていて、児童福祉に対する強い熱意も感じ、自分もここで働きたいと感じました。

また、実際にいくつかの区のまち歩きをした中で、親水公園などのように水と緑が多いまちの雰囲気が気に入り、江戸川区を選びました。

入区前のイメージとのギャップ

私は『心理職』というと子どもと面接したり、心理検査をするイメージを持っていました。当然これも間違いではないですが、実際に働いてみると、施設や学校など多数の関係機関と連携しながら支援していることを知りました。児童心理司として関係機関に専門的な見立てを分かりやすく伝え、支援につなげることも重要な役割だと感じています。

職場の雰囲気

児童相談所には20人強の児童心理司がいますが、定期的に集まって、心理検査や面接技法のことなどを共有する時間があるなど、みんなで協力しながらやっていこうという雰囲気があると感じています。

仕事のやりがい(魅力)

人と関わる大変さを痛感することもありますが、それでも、児相が関わったことをきっかけに、子どもが安心して過ごせるようになったり、家庭全体が良い循環で生活できるようになった様子を見られたときには、頑張って良かったなとやりがいを感じます。

あなたが思う江戸川区の魅力

江戸川区の心理職として、特に児童相談所で働く中で感じることは、新しいことにも次々とチャレンジして、良いものを取り入れようとしていく姿勢や行動力があることが、とても魅力的だと感じています。また、時には難しい選択を迫られる場面に直面することもありますが、お互いに意見を出し合いながら、みんなで協力して進めていこうという雰囲気があります。

仕事をする上で大切にしていること

子どもの福祉のために最も最適な支援を検討・実行していくことや、心理の専門知識のアップデートなどはもちろん大切だと思っています。ただ、何よりも大切なのは、自分自身が健康でいることだと思っています。自分が不安定な状態では、良い支援にはつながらないからです。なので、退庁後や休日は好きなことをしてリフレッシュしたり、しっかり休息を取るようにしています。

受験する皆さんへメッセージ

心理職は児童相談所以外にも療育施設や職員のメンタルヘルスを担当する部署での勤務があるなど、特別区の各区によっても配属先は少し異なっていたりすると思います。また、各区それぞれ違った特色や地域性、課題などもあるので、いろいろな区を見てみると良いかもしれません。もしその中で、江戸川区で働きたいと思っていただけたら幸いです。

スケジュール

1日のスケジュール

時間 内容
8時 出勤
8時30分 始業
9時 所内で打ち合わせ
10時 所内で児童面接
11時 経過記録作成
12時 昼食
13時から15時 所内で児童面接(心理検査実施)
16時 心理所見作成
17時15分 退庁
業務後の過ごし方 自宅でのんびり過ごす

1週間のスケジュール

曜日 内容
月曜日 所内で児童面接、施設で児童面接
火曜日 所内会議、所内で親面接、経過記録作成
水曜日 所内会議、所内で児童面接、経過記録作成
木曜日 施設とオンライン会議、家庭訪問、心理所見作成
金曜日 愛の手帳の判定業務、施設で児童面接

土曜日

日曜日

友人と食事、買い物、自宅でのんびり過ごす

(1~2カ月に1回ほど休日の出勤もあります)

 

このページに関するお問い合わせ

このページは総務部職員課が担当しています。

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