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更新日:2025年6月1日

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特集 世界に誇る 江戸川区の海

CCBY 但し、画像データは除きます

本区の南端に位置する葛西海浜公園。ここが「ラムサール条約の登録湿地」であることをご存じですか。今回は、世界に誇る自然豊かな“江戸川区の海”の魅力を紹介します。皆さんもぜひ足を運んでみませんか。

都内初のラムサール条約登録湿地

葛西海浜公園は、天然の干潟を含む浅瀬の海域と、二つの人工干潟(西なぎさ、東なぎさ)からなる海上公園です。西なぎさは、水遊びをしたり、干潟にすむ生き物を観察したり、レクリエーションを楽しめる場として造られました。一方、東なぎさは、普段は人の立ち入りを禁止し、陸域側からのさまざまな影響から天然の干潟を保護して、鳥や植物などの生き物を守る役割を担っています。

葛西海浜公園の干潟は、国内有数の野鳥の飛来地として、平成30年に都内で初めてラムサール条約の登録湿地になりました。

ラムサール条約って?

正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、湿地やそこに生息する動植物を守りながら、湿地が持つ自然の恵みを有効活用していくことを目的としています。
日本では現在53カ所の湿地がラムサール条約に登録されていて、水鳥をはじめ多くの生き物の生活を支えています。

満潮時と干潮時の比較画像

西なぎさの浜辺。潮の満ち引きによって、海の景色は大きく変わります

ロンドンやパリ、ニューヨークも越えた!? 江戸川区の海がスゴイ!

ココがスゴイ1 野鳥などの生き物の楽園!

干潟には毎年120種以上の鳥類が飛来するといわれています。世界的にも貴重な絶滅危惧種の「クロツラヘラサギ」が見られたり、冬には「スズガモ」など数万羽の野鳥が訪れたりするなど、国際的にも重要な野鳥の飛来地となっています。

また、人の立ち入りが禁止された東なぎさに広がるヨシの草原は、干潟を好む準絶滅危惧種である「トビハゼ」などの魚類や、カニやエビなどのすみかとなっています。


クロツラヘラサギ


スズガモ


トビハゼ

ココがスゴイ2 都心からわずか15分で海水浴体験!

セントラルステーションである東京駅からわずか15分で海水浴体験ができるなぎさは、ロンドンやパリ、ニューヨークにもありません。そのアクセスの良さから、遠方からも多くの方々が訪れています。

海水浴体験

次の期間、西なぎさの指定エリア内で遊泳ができます。

【日程】7月中旬~8月下旬(予定)

【場所】葛西海浜公園西なぎさ

(注)上記期間以外は遊泳不可。

(注)詳しくはホームページ別ウィンドウで開きますをご覧ください。

問い合わせ

葛西海浜公園管理事務所 電話:03-5696-4741=9時~17時

ココがスゴイ3 潮干狩りや釣りなども楽しめる!

西なぎさでは磯遊びや潮干狩り、釣りなどが楽しめます。また、シャワーヘッド付きの足洗い場もあるので、砂だらけになっても安心です。

海を守る活動をしてみませんか

東なぎさクリーン作戦

普段立ち入ることのできない東なぎさで、漂着ごみの清掃活動や自然観察会を行います。

【日時】6月21日(土曜日)9時~12時30分
(注)雨天中止。

【場所】葛西海浜公園東なぎさ

【対象】小学4年生以上の方(保護者同伴)

【定員】40人(申込順)

【持ち物】軍手、長靴

【申し込み】6月2日(月曜日)10時から電話(下記)で

問い合わせ

えどがわエコセンター電話:03-5659-1651

 

 


本誌掲載の事業などの実施に当たっては、江戸川区議会の審議・議決を要する場合があります。

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

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